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9月は三連休が二回。

ずっとこれが続くといいのになあ。

9月21日~23日までの三連休はあまり天気予報もよくないので、とくに遠出もせずに、家主体で過ごす。

土曜日は午前中にスーパーに買い物に行き、午後スポーツクラブでフルメニューのトレーニングをやって、夕方クリーニング屋に行って、ピザ屋へ寄って帰るといういつもの土曜日。

日曜日も午後から天気が崩れるという予報で行楽には向かないので、お彼岸ということで、墓参りをすることにした。

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最初はかみさんも一緒に行く案もあったんだが、娘2号のリクエストで急に衣替えをすることになり、私一人で出撃。

8時過ぎに家を出て、まず西武線で所沢の航空公園駅へ。
そこからバスに10分ほど乗って墓地へ向かうんだが、お彼岸ということで無料のシャトルバスが出ていて、楽ちんに到着。

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予報はイマイチだったけど、まだ青空が見えて、所沢市郊外の緑が美しい。

お墓にきちんとお花を供えて、お線香をあげて一つ目のミッションを終了。

そこからシャトルバスで航空公園駅に戻り、せっかくだからもう1か所お墓参りのはしご。

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次の目的地は新宿区なので、航空公園から西武新宿線の急行に乗って高田馬場へ。

高田馬場で降りるのは去年のサークルのOB会以来かな。

お墓のあるお寺は地下鉄早稲田駅から近そうなんだが、高田馬場-早稲田間は地下鉄でも学バスでもなく歩く派だったし、天気ももってるので早稲田通りをプラプラと歩く。

去年も思ったんだけど、ビルが立ち並びすっかり雰囲気が変わってしまったなあ。

そんななかで名画座早稲田松竹や居酒屋ニュー浅草は健在で、うれしかった。

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早稲田大学付近で昼食にしようかと思ったんだけど、時間が遅くなるほど天気が崩れる予報なので、先にお墓参りを済ませてあとで戻ってこようと先を急ぐ。

新宿区の方のお墓は、地下鉄江戸川橋駅からと練馬から直でバスで行ったことしかなく、漠然と早稲田大学の近くだと思ってたんだけど、実際歩いてみると大学からは20分ぐらいかかるかな。

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2か所目のお墓参りを終え、11時半過ぎでちょうど昼食にいい時間だが、意外に早稲田大学は遠かったので戻る気力はなく、おとなしくお寺の最寄りの牛込柳町駅そばのサイゼリヤへ。

晴天のなかよく歩いたし、午前中に無事に二つのミッションを達成したご褒美に生中をつけてランチ。

ランチ後は練馬車庫行きのバスで江古田まで直行。
我が家の墓参りのためにあるようなバス路線だなあ。

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日曜夜は娘二人とも出かけていないので、かみさんと二人で練馬区でどんどん店舗を増やしている中華料理の唐苑江古田店へ。

ここでも生中から紹興酒へ展開しちゃいました。
おかげで翌朝体重激増。

夕食のときにかみさんと話していて、消費税増税の話になった。

増税前の駆け込みで、9月に入ってからアマゾンなのなどで買い物をしているが、話しているうちに年賀状作成の時期までにプリンターを買わなければいけないことを思い出す。

去年の年賀状作成の時期に赤インクが出なくなっちゃいましたからねえ。
これは増税前に買っとくべきかな。

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さすがにその日は出かける元気はなかったので、月曜朝にプリンターを買いに出撃。

家族で家電品を買うときは、店が広くて見やすいので(元三越ですからねえ)、かみさんがアプリで会員になってるヤマダが多いんだが、今日は私一人なので、ビックカメラへ。

ビックカメラに行くときは、いつもは副都心線の駅に近くて便利なので西口店に行くんだが、さすがにプリンターを買うとなるとそれなりに品ぞろえが必要だろうとパソコン館を目指す。

本店の先だったような記憶があったが、向かいでしたね。

10時過ぎに店について、まだすいていたので、すぐに店員さんに密着マークされてしまい、あれこれ説明を聞いて、1万円ちょっとするタイプにしました。

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ちゅうことで増税前にしっかりプリンターの身長も果たして、この二日間はお役立ちだったかな。

家に帰ってからは、前日の昼夜のみで増えた体重を減らすべく、スポーツクラブでフルメニューのトレーニング。

これで2週続けて、土、月とフルメニューのトレーニングをやったので、体にもいい感じになったんではないかな。

問題は明日以降飲む機会が多いことだなあ。

《What's The Title?》

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Clearly Love/Olivia Newton‐John

秋風が吹く気候の中、やっておくとよい何かをいくつかこなした三連休でしたのでタイトルは”Something Better To Do"(秋風のバラード)をタイトルにしました。
Oliviaらしい可憐な曲ですけど、ちょっと地味なのが災いして、この曲はファーストシングルながらTop10入りを逃してしまい、この後しばらくTop10入りが途絶え、77年の”Making A Good Thing Better"ではTop40入りすらできなくなってしまう下降期に入る序曲となってしまいました。
でもOliviaらしい可憐でかわいい曲で、私は大好きなんですけど、アメリカ人の感性には合わなかったんですかね。

# by falling7813 | 2019-09-23 21:06 | diary
9月は3連休が二回あって、ハワイ旅行でお疲れ気味の私にとってはありがたい。

まず9月14~16日の三連休だが、三日の休みのうち、土曜日と今日はスポーツクラブでフルメニューのトレーニングをして、日曜日は、老父の誕生祝で実家へ。

実生活の上ではまったりと過ごした三連休だったが、よく知ってるミュージシャンの訃報が続いたのは寂しかった。

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まずはEddie Money。

1978年に”Baby Hold On"が初ヒット。

元警官という変わり種で、サックスを持って歌って間奏で吹くというのも、あまり見たことがないスタイルだった。

とくにセカンドシングルの”Two Tickets To Paradise"「天国行き超特急」は大好きで、当時シングルを買っちゃいました。

そんなにヒット曲が多い人じゃなくて、セカンドアルバムから”Maybe I'm A Fool"がヒットしてから、しばらく休憩で、1982年に”Think I'm In Love"で4曲目のTop40入り。

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この曲もめちゃ好きで、ちょうどこのころCBSソニーのアイドル歌謡(シブがき隊とか武田久美子とか伊藤麻衣子とか)のモニタリングをやるバイトをしていて、ギャラとしてCBSソニーのLPをもらえたんだけど、この曲の収録されているLP”No Control"(写真左)をもらっちゃいました。

この後のアルバムからいよいよヒット曲が出なくなり、Eddie Moneyも終わったかなと思ったら、あの”Take Me Home Tonight"で復活を遂げた上に、初のTop10入り。

その後もヒットを出して、90年代まで活躍したのはうれしい限りでした。

享年70歳だそうで、まだ早すぎるよなあ。

思い入れのあるEddie Moneyの死にショックを受けて、それまで感動のライブの余韻でFrankie Valli & The Four Seasonsまつりだったのを、Eddie Moneyの曲と彼がデビューした1978年のヒット曲を集めたプレイリストを作って追悼していたら、1978年デビューのアーティストの更なる訃報が今朝はいってきた。

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Ric Ocasek。

あのThe Carsのフロントマン。

彼らのデビューアルバムはQueenのプロデューサーであるRoy Thomas Bakerプロデュースでそれっぽいコーラスはついてるけど、Ric Ocasekの書く曲やリードボーカルがつかみどころがなくて、なんか不思議なサウンドだった。

その後もセカンドアルバムが順調にヒットしたけど、サードはやや不発。
でも4枚目の”Shake It Up"で初のTop10ヒットシングルを放ち、次のアルバム”Heartbeat City"で大ヒットを放ち、80年代を語るには欠かせないバンドになりました。

Ric Ocasekは享年75歳。
Frankie Valliの85歳で現役はすごいことだけど、Paulなんかを見てるとまだまだやれる歳ですよねえ。

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相次ぐ1978年デビューのスターの訃報に接し、Eddie Money追悼で作ったプレイリストにThe Carsも加えて、左のような曲を聴きながら追悼中。

私は1977年にTop40を聴き始めたので、1977年に一番思い入れがあって、1978年はヒット曲も減ったし、77年に比べると落ちるというのが私の評価だったんだけど、こうしてあらためて聴いてみるとけっこうよかったりする。

Eddie MoneyもRic Ocasekも新人ながらそんな1978年を盛り上げたメンバーだ。

ふたりには心からありがとうと伝えたい。

《What's The Title?》

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Eddie Money/Eddie Money

タイトルはEddie Moneyのファーストアルバムからのセカンドシングル「天国行き著特急」。
Eddie Moneyの訃報を耳にしたときこのタイトルにしようかと思ったんだけど、まさか天国行きのチケットのもう1枚をRic Ocasekが買って二人で天国に行くとは思ってもみませんでした。
ファーストもセカンドもアルバムジャケットはビジュアルを意識した感じになってますけど、実際にはもうちょっとがっちりしててアメリカのにいちゃんって感じの風貌でした。
疾走感のあるロックでかっこいい曲だったけどなあ。

# by falling7813 | 2019-09-16 19:10 | music
怒涛のハワイ旅行を終え、夏の最大のお楽しみ終了ということで、燃え尽きてしまうところだが、4日(水)に帰ってきて、6日(金)には健康診断を受けてバリウムを飲んで、7日(土)には赤坂で行われた音楽オタクイベントに参加し、9日(月)は会社の飲み会と、あれこれとイベントをこなしているうちに次なるお楽しみがやってきた。

9月10日はFrankie Valli & The Four Seasonsのライブだ!
こんないきさつでチケットを買ったんだが、ずーっと楽しみにしていた。

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このライブに臨むにあたり、ハワイから帰ってきた日から彼らをフィーチャーしたプレイリストを聴きまくり、気分を盛り上げてきた。

そしていよいよ当日。

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三軒茶屋の人見記念講堂という初めての会場で、洋楽のライブをやるような立地でもないので、ほんとにここでいいのか不安になったけど、現地に行ってひと安心。

ホールに着いてみると、やはり年齢層はお高め。

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札幌で見たビーチボーイズと同じぐらいかな。

席に着くと、1階席の向かって左手後方で、それほどいい席とは言えないけど、音楽専用のホールのようで、席に傾斜がついていてステージは見やすそうだ。

今日のライブは写真撮影は禁止だそうで、とりあえず開演前にステージの写真を撮っておきました。

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開演前に時間があったので考えたんだが、ライブを見るのは去年の誕生日に見たPaul以来、

その時は76歳のPaulは大丈夫だろうかと気をもんだわけだが、今回のFrankie ValliはPaulをはるかに凌駕する85歳!

さすがに多くは望めまい。
8月の銀座のオフ会で湯川れい子さんが言っていたが、バックの新生The Four Seasonsは若いそうなので、彼らがカバーしてくれるだろう。
こうなると生のFrankie Valliを見られることだけで満足しなきゃいかんと覚悟を決めた。

予定の19時を10分過ぎたあたりで、客席のライトが消え、ステージにバックバンドやThe Four Seasonsの体格のいいメンバーが現れる。

そしてステージ左手から、ちょっと猫背のちっちゃいおじさんがゆっくりとした足取りで現れる。

Frankie Valliだ。

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そして注目の1曲目が始まった。
Spinnersのカバーヒットでも有名な”Working My Way Back To You"。

最初の歌のところはコーラスなので、まずは分厚いハーモニーでの歌い出し、そしていよいよFrankie Valliのソロだが・・・

ちゃんと声が出てる!
さすがにレコードと変わらないとまでは言えないけど、慣れ親しんだあのFrankie Valliの声だ!
ちゃんとリズムにものってるし、音程もしっかりしていて、85歳とは思えない。

つづいて名曲”Opus 17 (Don't You Worry ’Bout Me)"
ちゃんと歌ってるよ。
ところどころファルセットも出てる。
すごい!

”Beggin'"、”Save It For Me"(名曲!)、”Dawn (Go Away)"(これも名曲!)、”Tell It To The Rain"と次々にヒット曲を歌っていく。

2014年に札幌で見たビーチボーイズのMike Loveは当時73歳で、最初5~6曲軽々とうたってすごいと思ったけど、そこからだんだん他のメンバーがリードを歌いバックコーラスに回る省エネ運転になったんだが、The 4 Seasonsの場合、ほとんどの曲がFrankieがメインボーカルなので、逃げ場が少ない。

”I've Got You Under My Skin"ではシナトラ風のアレンジでサックスソロが入ったり、”Swearing To God"でもインストの部分を長めにとって休憩時間はとっているが、あくまでメインボーカルを歌いまくる驚異の85歳。

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”My Eyes Adored You"はしっとりと聞かせてくれるし、そしてあまりヒットしなかったけど私の大好きな”Fallen Angel"も歌ってくれた。

涙、涙

ヒット曲はたくさんあるので、その後も”Grease"、”Who Loves You"といった70年代のヒットもまじえて盛り上げつつ、”Spanish Harlem"や”My Girl"と”Groovin’"のメドレーなどほかのアーティストのカバーまでやっちゃう余裕のステージ。

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曲間のMCのときはちょっと息が苦しそうで心配になったりする場面のあったんだけど、歌い出すと完璧で、年齢を度外視してものすごくハイレベルなライブ。
もともとFrankieのパートが少ない”December 1963 (Oh, What A Night)”が出てくると、珍しく休んでるなと感じるぐらいの怒涛の突進。

見逃せないのはバックのThe Four Seasonsのボーカルがめちゃうまかったのとバックの演奏も素晴らしかったこと。
みんなのFrankie Valliに対するリスペクトが伝わってきました。

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20時半を過ぎたあたりでライブは佳境に入り、”Sherry"、”Big Girls Don't Cry"、”Walk Like A Man"のNo.1三連発。そこからの”Bye Bye Baby"で観客は総立ち。

”Bye Bye Baby"が終わったところで、メンバーが観客に挨拶して、Frankie Valliが引っ込んで、ここからがアンコールのようだったけど、観客がアンコール用の拍手をするまでもなく、Frankie Valliが戻ってきて、観客総立ちのまま”Rag Doll”と”Let's Hang On"をやって大団円となりました。

始まる前は生でFrankie Valliが見られるだけで納得しなきゃと思ってたけど、まだ現役ミュージシャンであるFrankie Valliの歌をフィーチャーした完璧なステージを楽しむことができて大満足でした。

心から行ってよかったと思います。

《What's The Title?》

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25th Anniversry Collection/Frankie Valli & The 4 Seasons

タイトルは感動のライブの中で2曲目に歌われた"Opus 17"。
いかにもThe 4 Seasons的な中にバッハのメロディを組み込んじゃったという意欲作で、彼らの曲の中でも特に好きな曲でして、ライブの2曲目にこのイントロが流れたときは泣きそうになるぐらい感動しました。
歌詞は、フラれた男が、僕は大丈夫だから心配しないでという内容だけど、みんな歳だって心配するけど僕はちゃんと歌えるから心配ご無用というFrankie Valliのメッセージのようにサブタイトルが響きました。


# by falling7813 | 2019-09-11 20:46 | music
先日のハワイ旅行ですが、成田とホノルルの往復の飛行機で、結果的に4本の映画を見た。
昔はでかいスクリーンに映画が映されていて、見たけりゃみるというシステムだったが、今回は往復とも背もたれにディスプレイ画面があって、選んだ映像を見られるシステムだった。
そういえば、昔ハワイに行ったときに中国語の字幕付きの「ホームアローン」を見たなあ。

私がこれだけの映画を見ることは非常に珍しいことで、せっかくなので、全部レビューしてみよう。

1 アリー スター誕生

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まず行きの飛行機で見たのはこれ1本。今回は往復ともJALだったので、洋画、邦画どちらもあって、その中で一番見たいと思ったのがこれだ。

まずこの映画で思うことは、Lady Gagaって化粧っ気がないとわりと素朴でかわいい顔をしてるってこと。
それとメイクによって顔がすごく変わるってこと。

それが映画でも効果的に使われていて、そこに彼女を起用した効果はあると思う。

ストーリーは、すでにスターであるBradly Cooperが見出してのちに恋仲になるLady Gagaがスターダムへと駆け上がる一方で・・・というわかりやすいお話で、さすがに21世紀になってみるにはちぃとどうかなってところ。

個人的に一番良かったと思うシーンは、月並みだけど二人で”Shallow"を歌うところ。
あれはさすがにぞくぞくしちゃいますね。

その後Lady Gagaはメジャーになったところでソロでもこの歌を歌うけど、そっちはイマイチで、後半スターになった彼女はB級なBritney Spearsみたいになっていくんだけど、あれじゃ売れないだろうと思うし、ラストシーンで切々とバラードを歌うんだけど、それもあまり感動しなかった。
やっぱバラードを歌う歌手ではないんだろうな。

ということで、評価点、問題点それぞれありということで、100点満点で55点ってところ。

2 アラジン

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行きの飛行機では1本だけだったが、帰りの飛行機は昼便で時差ボケ対策もあり極力起きていたので、3本見ました。

帰りの1本目は「アラジン」。

Will Smithがジニー役ということで、彼のセリフや歌に注目してたんで、英語版で見ました。

ストーリーはディズニーアニメ「アラジン」のほとんど忠実なリメイクで、勧善懲悪大団円のディズニー印。

アニメの「アラジン」はちょうどフロリダのディズニーワールドに行ったときに、ビデオを売っていたので買って帰って、まだ小さかった娘どもと一緒に何十回と見ているので、完璧に頭に入っているんだが、それとの違いは、ヒロインのお姫様ジャスミンの結婚話に隣国との外交の話がちょっと絡んでいたことと、ジャスミンが妙に女性の権利を主張するようになっていること。
おかげでジャスミンはアニメにはない新曲まで歌ってHelen Reddyみたいに女性の権利を主張しちゃうんだけど、あれは興ざめだなあ。

アラジン役はアニメのイメージどおりで合格。
そういう人をキャスティングしたんでしょうね。

で、注目のWill Smithですけど、見事にハマってました。
洞窟の中で初めてアラジンと出会うシーンでの絢爛豪華な”Friend Like Me"では、アニメを凌駕するような見事な映像でした。
ほかにも普通に歌ってる曲もあったりして、歌でも楽しめるし、見事にジニーを演じてました。

見た目も違和感ないしね。
「インディペンデンスデイ」のときはシャープな若者でしたけど、今は生身でもあんなにムキムキなのかなあ。

そういえば、アニメのジニーは今は亡きRobin Williamsで彼のお得意のマシンガントークなどを交えて変幻自在にジニーの声を演じていて、あれを超えるのは難しいだろうと思っていましたけど、Will Smith版もありですね。

評価は70点。

3 バットマン vs、スーパーマン ジャスティスの誕生

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ほかにもメジャーな映画はいろいろあったんだけど、なんとなく気になってこれを帰りの2本目として選びました。

まず映画館に見に行くことはないし、有料でネットで見たりすることもないので、ちょうどいい機会でしたね。

タイトルどおり、バットマンとスーパーマンが戦うところを売りにしたお話なんだけど、お話のバックボーンにはスーパーマンの地球での活躍はいいことばかりではないと疑問視するような動きがあって、スーパーマンが議会の公聴会に呼ばれたりなんかするんだけど、そういうサブストーリーがいまひとつわかりにくくて、途中一度寝落ちしてしまったこともあって、バットマンがスーパーマンを敵視する理由もいまひとつわかりにくいままお話は進んでいく。

結局ストーリーはいかにもアメコミ的な展開になっていって、やっぱこうなるのかと思っちゃうんだけど、正義の味方にも思わぬ重大なアクシデントが起こってしまうのが、このお話の最大のキモ。
だけど、さすがにそれはオープンにできないから、こういうタイトルであおるしかないのかな。

今後どうするのかなあ。
さすがにチャラにはできないと思うけどなあ。

評価は60点。

4 コンフィデンスマンJP 映画版

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最後は邦画。

JALなので映画紹介の冊子でもこの映画が特集されていて、ちょっと興味を持ったので見てみました。

テレビドラマの方はまったく未見でしたけど、ネットでこの番組のキャラや評判は知っていたし、ちゃんと予備知識がなくても見られるように作られていました。

たぶんドラマでも同じように誰かターゲットを見つけて、そいつ(またはそいつら)をみんな総出でだますというお話なんでしょうけど、それを香港を舞台に大掛かりにやっちゃうってストーリー。

いかにもなどんでん返しがいくつも用意されていて、素直にエンターテインメントとして楽しめる作品ですね。

ドラマを見ていないので江口洋介のこのお話での役回りがいまいちわからなかったんだけど、それ抜きでも楽しめるし、素直におもしろかった。

ドラマの方も見たくなりますね。

ということで、評価は80点。

それぞれ楽しませていただき、充実した空の旅になりました。

《What's The Title?》

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Aladdin Original Motion Picture Soundtrack/Various Artists

タイトルは4本の映画の音楽の中から、2本目の「アラジン」でWill Smithが歌う”Friend Like Me"にしました。
洞窟の中で登場したランプの魔人ジニーが、新しいご主人様となったアラジンの前で、「俺はこんなことができるんだぜ、今までこんなすごいお友達いなかっただろ?」歌う曲で、この映画の見せ場の一つでもあります。
アニメ版のRobin Williamsもよかったけど、Will Smithはもっとラップっぽくするかと思ったら、かなりRobin Williams版に近いあrン時で歌ってます。
オープニングの曲など、ほかの曲も含めて結構普通に歌える人なんだと感心しました。
ただ映画の画像抜きで聴いちゃうと魅力は半減してしまうので、シングルとしては”Whole New World"にするのが妥当なんでしょうね。

# by falling7813 | 2019-09-09 06:09 | movie
リゾート気分を満喫した4泊のマウイ島滞在を終え、現地時間8月31日の午後にホノルルへ移動した。

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ホノルルも20年ぶり。

今までは空港からホテルまではバス移動で、プリンス、ヒルトン、シェラトンと泊まり客をおろしながら目的のホテルに向かってたんだが、今回はタクシー移動。
ハイウェイでホノルル動物園の近くまで行って、宿であるハイアットリージェンシーに到着。

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空港から日本人が多かったが、ちょうどチェックインタイムの15時に着いたんで、フロントは日本人の行列。
たまたま我が家がチェックインした係の人は日本語を喋らなかったが、周囲には日本語の看板が溢れ、ホノルルの雑駁感は健在だ。

並び時間を含め30分ほどかけてチェックインし、ちょっと休憩してからホテル周辺で買い物。

カラカウア通りには怪しい物乞いなど近寄りたくないような風体のネイティブがいる。
昔からそういうのや夜になると街に立つおねえさんはいたけど、なんか増えた感じがする。

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ホテル周辺の景色は変わらないけど、ローソンができてたり、モアナサーフライダーがシェラトンからウエスティンに変わってたり、マイナーチェンジはあるんだなあと思って歩いていたら、ロイヤルハワイアンセンターやインターナショナルマーケットプレイス(写真左)が建て替わってた近代的なショッピングモールになってた。
やっぱ20年経ったんだなあ。

インターナショナルマーケットプレイスまでの道すがらあれこれ買い物して、時間を気にしつつホテルに戻る。

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今回はJTBのツアーにしたんだが、ハイアットにはJTB専用のラウンジがあり、朝昼夜と飲み物や食べ物が無料で提供されている。

昼は乾き物とソフトドリンク。

左の写真のように、夜はラザニア(メインは2日目は手羽先などの塩焼き、3日目はアサリのガーリックバター炒め)ときんぴら、おひたしにミネストローネ(3日目はクラムチャウダーに変わりました)があり、ビール、ワイン、ソフトドリンクが飲みホ。
さっそくビール2杯からの赤、白スパークリングとワインを試しちゃいました。

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今まで夕食はファーストフードやABCストアのもので済ませて、1〜2日はレストランで食べるというのが我が家のスタイルだったんだが、これがあればファーストフードなんかはいらんなあ。
朝も品数は少ないけど、ビュッフェ形式の朝食が用意されていて、ごはんやパン、果物がいただけちゃって、ホノルル滞在中4回とも朝食はここにしちゃいました(写真右)。

またラウンジにはビリヤードやダーツなんかもあって、これも無料なので、滞在中家族で遊べました。

最近JTBもネットのツアーなんかに押されて赤字らしいけど、成田を出発するときにも空港のラウンジ利用券が入ってたし、ホノルルでのラウンジのサービスといい頑張っている

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それからマウイ島では飲み水を買ってたんだけど、ハイアットは客室に水のボトルがあり、ホテル内のあちこちで飲料水がくめるようになつていて、水も買わなくて済みそう。
意外と安上がりだ。

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オアフ島2日目はJTBツアーのオプションの無料バスでオアフ島北東の町カイルアへ。

バスで1時間ほどで到着。
町の中心の商業地に到着したようだが、広々とした路面の駐車場があるアッパー2階建のだだっ広い建物が並んでる。

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まずはビーチを見てみようと徒歩30分ほどのカイルアビーチへ。

途中雨が降るような悪天候で、あいにくだったが、砂はサラサラだし、白砂の影響で海がエメラルドグリーン。
砂浜も2〜3km続いているようで、いつのことかはわからないが、全米ナンバーワンビーチに輝いたことがあるらしい。、
多分晴れていればめちゃきれいで、全米ナンバーワンも納得といった感じのビーチでした。

ホノルルから有料のオプショナルツアーも出てるみたいだけど、納得です。

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カイルアビーチを後に、カイルアの町に戻り、昼食場所を探し、第一候補の店に行ったが行列で、JTBから配られた地図などを見て、シナモンズという店へ。

現地の家族づれが食事していて、日本でいえばファミレスみたいな感じの店で、パンケーキやエッグベネディクトをいただきました。
値段はホノルルより安くてコスパはまずまず。

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その後町中を散策しましたけど、本当に田舎町で、これといった見所はなく、滞在時間を持て余し気味でしたが、スーパーやドラッグストアはホノルルより安い値段で売ってるものもあって、思わぬ買い物もできました。

JTBなど日本の旅行会社が日本人を連れて行ってるので、町中は日本人が溢れ、お店もそれなりに対応はしているようですが、いい意味ではすれてなくて外国気分を味わえるんだけど、悪くいうと不慣れでまだ日本人への対応はあまり上手くない印象を持ちました。

カイルアでは5時間ほどのんびり過ごし、バスは発着のホノルルのDFSに戻りました。

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DFSに行けば当然ショッピングとなるわけで、昔のように酒だタバコだという展開にはなりませんが、いわゆる免税品以外にいろんなブランド品などをお安く売っていて、かみさんや娘のものをあれこれと買わせていただきました。

ホノルルのホテルにも24時間営業のスポーツジム(写真上)があって、2日目の朝からトレーニングを始めて、3日目の朝も筋トレと軽い有酸素運動からスタート。

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3日目はアラモアナセンター(写真左)に出かけて買い物でしたが、やはり昔と店も入れ替わっていて、ちょっと勝手がわからなかったですね。
前日のDFSに比べるとそれほど被害はなく買い物完了。

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アラモアナでのランチは娘のリクエストで4階にあるアイランズフェイマスバーガーでハワイアンバーガーをいただきました。
まだあまりお腹が空いていなくて、ちょいと重くて辛かったんだけど、味はよかったですね。

そんな感じで大散財のうちに20年ぶりのハワイ旅行は終了しました。

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20年前までの好印象でずっとまた行きたいと思っていたわけですが、結論から言えば、今回のツアーは楽しかったです。

変わらないところも変わったところもありましたけど、今まで愛してきたハワイの魅力は変わらずでした。

そうは言っても、昔に比べて暑くなった感じはしますし、前のエントリで書いたように、マウイ島はアメリカ人の観光地になることに舵を切り、以前に比べて外国のリゾート感が増した一方、ホノルルは日本人が多い上に、中国系、韓国系の観光客も増えていて、アジアンパラダイスと化して、以前よりも下世話感が増しました。

ホノルルのホテルはエレベーターやフロアのトイレにルームキーがないと入れないようになっていたし、ホノルルやカイルアのショッピングモールのトイレでも鍵がないと入れないところもあって、それだけ治安も良くないのかと思います。

以前感じていたネイバーアイランドとオアフ島の格差はさらに広がったように感じました。

それから海外旅行自体も14年ぶりで、前回は旅行会社から旅先で使える携帯電話を貸してくれましたが、スマホ時代に突入したので、今回は成田でWi-Fiを借りました。

でもノーマルプランにしたら遅いし、すぐに容量制限に行っちゃいそうなので、非常時しか使わず、ホテルなどの無料Wi-Fiを使ってました。
結果的には借りなくてもよかったような使用量だったけど、どうなんでしょうね。

これでこの夏最大のイベントは終わったんですが、今年はこのあとあれこれとネタが続いて、喪失感はあじあわずにすむかもしれません

《What's The Title?》

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Anthology/Carpenters

ということで、オアフ島編はそのまんまCarpentersの”Honolulu City Lights"。
4枚組のベストアルバム”Anthology"に収録されていて、その音源で聴いていたんで、これを機会に収録アルバムを探そうと思ったら、どうもアルバム未収録のようで、カレンの死後発表されたようです。
78年にハワイを旅したことにインスパイアされてこの曲を歌ったそうで、78年以降はCarpentersにとっては不遇の時代なので、そういわれてみるとちょっと元気がない印象がありますね。
でもしっとりと落ち着いた優しい曲調にカレンも優しく歌っていて、ハワイの美しい風景を思い出させる曲です。

# by falling7813 | 2019-09-05 06:00 | travel