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今週も仕事で想定外のことが起こってバタバタさせられ(7月から今の部署に来て想定外続きではあるがorz)、月曜か火曜の朝に駅まで歩く途中に寄り道して返そうかと思っていた図書館の本を返し忘れ、返却期限は21日だったので、昨日不名誉な延滞になってしまったのに気づいた。

昨夜から雨だけど、なんとなく窓口で返すのは気まずいので(実際には何も言われないんだけど)、窓口が開く前に時間外ポストに返しに行くかなあと思いつつ、毎朝恒例のTwitterのチェックをしていたら、Donny Osmondのツイートに"Very sad to say goodbye to an old friend, #David Cassidy"と書いてある。

じぇじぇじぇ

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この前Tom Pettyの訃報ネタを書いたと思ったら、David Cassidyまで亡くなったのかあ。

彼の思い出はほかのアーティストとは違う。

まず出会いはテレビシリーズ「人気家族パートリッジ」だ。

当時は日本の番組制作力がなかったのか、普通にアメリカのドラマが地上波(っていうか地上波しかないんだが)で放送されていた。

「奥さまは魔女」とか「じゃじゃ馬億万長者」なんかと同じノリだ。

それで私にとって「モンキーズ」も特別な存在だが、まだ洋楽を聴く前の九州にいる頃この番組を見ていた。

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内容は「モンキーズ」と同じで、母親と子供たちで結成されたバンドが、ツアー先で起こすドラマがあり、劇中でバンドとして歌を披露するというもの。

「モンキーズ」ほど真剣に見てなかったので、「モンキーズのテーマ」みたいに口ずさめる曲はなかったけど、あとから"I Think I Love You"とか"Come On Get Happy"を聴くと記憶がよみがえる。

ちなみに私は左のジャケットの右上の長女役の女の子が好きでした。

その後洋楽に興味を持つようになって、「人気家族パートリッジ」でリードボーカルをとっていた長男役の人がDavid Cassidyという名前で、実際にもスターになっていたというのは知ってたんだけど、彼の曲を初めてちゃんと聴いたのはFM東京の「ダイヤトーンポップスベスト10」。

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洋楽を聴き始めた1976年の年間チャートで彼が歌う「歌の贈りもの」が3位ぐらいに入ってたんですよね。
それをエアチェックしてカセットで何度も聴いていました。

私が本格的に洋楽を聴き始めたのは1976年の春以降なので、「歌の贈りもの」を初めて聴いたのはこのときのDavid Cassidyのバージョンなんですよ。

ちなみにBarry先生のバージョンを初めて聴いたのは、1977年に奇跡的に地上波で放送されたグラミー賞の授賞式で、ノミネート曲を紹介するシーンで出てきて、David Cassidyの「歌の贈りもの」をびんびんのエコーで歌ってる声の太い歌手という印象でした。

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その後1977年からTop40を聴くようになって、David Cassidyはアメリカでは過去の人になりつつあるのもわかってきたんだけど、そのときに彗星のように登場したのが彼の異母弟Shaun Cassidy。

デビュー曲”Da Doo Ron Ron"がいきなり全米No.1。
日本ではなぜか「素敵なモーニングガール」がデビューシングルになりましたが、これもそこそこヒットしました。

1977年は彼とBee Gees兄弟の弟Andy GibbとPat Booneの娘Debby Booneの七光りトリオが大活躍する年になりました。

Shaunはアルバム2枚でポシャっちゃいましたけどね。

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Top40にのめり込んで、過去の記録を調べるようになって、テレビシリーズのThe Partridge Familyは実際にヒットチャートでも大活躍をしていて、その後David Cassidyはソロでもヒット曲を出していたことを知り、レコードを買い、やがてCDに買い替えて現在に至っていますが、なにしろ小さい頃にテレビシリーズで聴いた歌が多くて刷り込まれてるし、1970年代のアイドルはきっちりプロデュースされていて、選曲のセンスも抜群なので、めちゃくちゃ好みでして、3枚のアルバムは今でもヘビロテでした。
David Cassidyの独特のハスキーボイスもいいですよね。

ヒットチャート的にはアメリカでは1970年代前半で終わってしまい、比較的人気を保っていたイギリスでも1975年ぐらいまでの人気だったようで、それ以降に洋楽を聴いていた私としては寂しかったのですが、1980年代になり、1985年頃に”The Last Kiss"がイギリスでヒットし、そしてついにアメリカでも1990年に"Lyin' To Myself"でTop40に帰ってきたのを知ったときはうれしかったですね。

そんな長いつき合いのDavid Cassidyが逝ってしまったのかあ。

訃報を知ってから彼のゆかりの曲(東京事変の「恋は幻(GET IT UP FOR LOVE)」なんかもいれちゃいました)を集めたプレイリストを作ってお祭してます。
また音楽ネタは追悼モノになってしまいました。

さびしいなあ

《What's The Title?》

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The Partridge Family Album/The Partridge Family

長いつきあいのDavid Cassidyなので、タイトルは迷ったんですが、ここはシンプルに彼の最大にヒット曲である「悲しき初恋」にしました。
ヒット曲のツボを極めた曲で短いながらも印象に残りますよね。
この曲はあとから聴いたときにテレビシリーズで歌われていた曲だとすぐわかりました。
デビュー曲にしていきなりNo.1ヒットになったのも納得です。
たぶんThe Monkees同様にきっちりバックアップミュージシャンが作り込んだんでしょうね。

# by falling7813 | 2017-11-23 08:06 | music
我々サラリーマンにとって、スーツは戦闘服であり、消耗品だ。

外回りでは自転車に乗ることも多くて、ズボンがすり切れてダメになることが多かったので、かなり前からツーパンツスーツを買っていた。

大阪勤務の時には、西田辺駅近くの元阪急でサンテレビ解説でおなじみに福本に似たおっちゃんがいる洋服屋で買っていたし、弘前、名古屋で買ったときは、某チェーン店。

スーツ屋はなぜか2着買うと2着目は半額とかいうサービスが多いんで、ついつい2着まとめ買いしてしまう。

4月に東京に戻ったときに、大阪以来使い続けてきた冬のスーツがいよいよダメになってきたので、買い替える話をかみさんにしたら、もういい歳で窓際なんだから、チェーンの量販店のスーツはやめた方がいいと忠告された。

言われてみれば、それもそうだな。

ちゅうことで、かみさん同伴で、我が家御用達の池袋東武でカード会員特典のつくサンクスフェアの時にスーツを2着買った。
そのときにツーパンツにするか迷ったけど、やめた。
もうスーツで自転車に乗る機会はないだろうし、冬のスーツは出番も減ったからなあ。

お値段的には某チェーン店の3倍ぐらいしたけど、それが年相応ってところなんですかね。
かみさんはオーダーにした方がいいと言っていたが、いきなりそこまでの踏ん切りはつかない貧乏おやじ。

例年になく気温が低くなり、コートが恋しくなってきた昨今。

コートもかなり前にバーゲンで買った裏地着脱可能なバーバリーと弘前のユニクロで買った雪よけが主眼のハーフコートを併用してきたんだが、ぼちぼちバーバリーがヘタってきた。

とくにクリーニングに出すたびに、「袖口がすり切れてますのでご確認ください」と指摘されていたので、その話をかみさんにして現物を見せたら即捨てられてしまった。

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ちゅうことで、日曜日にまたまた池袋東武でかみさんと物色。

←買っちゃうました。

かみさんは値段を見ずに、これがいいんじゃないかと、あれがいいんじゃないかと、勧めてくるので、そのうち店員が寄って来て、あれこれおすすめを試しているうちに結構値の張るものを試着する羽目になる。

私一人なら、まず値札からはいるので絶対買わなかっただろうなあ。
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まあ着てみたら軽くて着心地もいいからOKかな。

お財布的にはダメージ大だが、いい歳なんだし、通勤用のコートを買うのもこれが最後になるかもしれないから、そういうことは言わないことにしよう。

昨日の朝寒かったので、さっそく登板させました。

温かいし、スーツの上に着た感じもOK。
生地的に通勤バッグのストラップがすべるのが難点といえば難点だけど、それも慣れるだろう。

新しい相棒とこの冬に挑みます。

《What's The Title?》

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At Budokan/Cheap Trick

タイトルは、かみさんにいい歳して安物を着てると恥ずかしいと言われたので思い出した”Ain't That A Shame"。
今我が家には、Fats Domino、Pat Boone、The 4 Seasons、John Lennonのバージョンもあるんだけど、この曲を初めて聴いたのは実はCheap Trickなので、彼らで。
1978年から日本では大人気だったCheap Trickですが、1979年にこのライブアルバムがアメリカで大人気になり、アメリカでもスターになっちゃいました。
この”Ain't Tha A Shame"は「甘い罠」につづくセカンドシングルで、Fats Dominoのオリジナルを大胆にロックにアレンジしてかっこいい仕上がりになってますよね。
当時の「ミュージックライフ」によるとこのアルバムはかなりスタジオで手を加えているそうで、原形を残しているのは「ロビーン」とか「トムー」とか金切り声を上げてる日本の女の子の歓声だけだったという話でした。
そういわれてみると、ギターの音とか分厚いですよね。

# by falling7813 | 2017-11-21 06:56 | diary
早朝、まだ暗い時間に話し声や足音が聞こえる。

浅くなっていた眠りを覚まされ、手元にあったスマホを見ると4時。

しかし、廊下の電気はついているし、明らかに複数の人間が起きているようで話し声がしている。

リビングに行ってみると、全員が起床。
そういえば、朝寝坊の娘2号が今日はフィールドワークに出かけたいから4時に起きると言ってたなあ。
珍しく有言実行かあ。

全員起きたので、めちゃ早い時間に朝食し、娘2号は本気でフィールドワークに行くらしく、支度を進めている。
でも、自転車で行くので、暗い時間に出るのはよくないということになり、6時スタートの方向で時間調整。

私は早く起きてとりあえずやることもないので、パソコンを見ながらひまつぶし。

すると6時前にかみさんが突然、娘2号のフィールドワークについて行ってやったらどうだと言い出す。
突然のご指名で驚いたが、たしかにわりと遠くまで自転車で行くから危ないよなあ。

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物事はきちんと予定しないと動けないA型の私としては、めちゃ不本意だが、慌てて支度をして外に出る。
手袋を持ってこなかったがめちゃ寒い。
でも、午後から雨の予報だし、できるだけ早く出た方がよかろうとそのまま自転車で出撃。

娘2号のフィールドワークのテーマは新河岸川。
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6時過ぎに家を出て、氷川台、平和台、光が丘、成増を経由して、和光市の荒川そばのポイントに到着。

わが愛車ママチャリ号(写真右)だが、熊本にいるときに買って以来、私と行動を共にして、熊本県、東京都、青森県北海道愛知県岐阜県と走ってきて、埼玉県で7都道府県目になる。
ママチャリとしてはよくがんばってきたよなあ。

そこから川の様々な様子を写真に収めながら上流方面に向かうんだそうだ。

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和光市のポイントからしばらくは荒川と並行に流れているので、荒川の土手から新河岸川を観察しながら進んでいく。

あちこちで写真を撮りながら走るので、進んでは止まりを繰り返し、ロスタイムが多く、止まっている間はFacebookに投稿してひまつぶし。

朝霞市に入ったあたりで、新河岸川は荒川から離れていく。
当然我々も荒川の土手を離れ、新河岸川に沿った道を進む。

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新河岸川は荒川に比べると小さな川なので、立派な土手があるわけでもなく、川沿いの道はあぜ道のようなところもあれば、きちんとしたサイクリングロードになってるところもあり、さまざまだ。

娘の希望としては、富士見市かふじみ野市あたりまで行きたいという話だったが、早く出た甲斐があって9時ごろには志木市に入る。

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今日は予報もよくなくて、雨の心配もあったんだが、寒いものの雨はほとんど降らずにフィールドワークは進む。

荒川付近では汚かった新河岸川も徐々にきれいになってきたようで、志木のあたりでは水鳥が観られるようになり、富士見市に入るあたりではカワウもたくさんいて、潜って魚を獲る様子も見られました。

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ところどころ川越街道ともクロスしながら進み、富士見市を過ぎ、ふじみ野市に入り、いよいよ川越市に突入。
このへんまで来ると新河岸川もすっかり田舎の川だ。

しかし11時近くになり、空模様は徐々に悪くなってきて、いよいよ予報どおりに雨も降るかなといった様子。

娘が目標と言っていたふじみ野市も走破したし、そろそろターンするかという話をしたんだが、娘はここまで来たんだから川越市内の水源まで向かうと言って聞かない。

不器用だし、先の見通しをしながら行動するのが大の苦手なので、天気の様子や帰りの所要時間などを説明し、説得を試みたが、頑固なところは私に似てしまった娘は頑として折れず、最後は、「フィールドワークの邪魔だから帰ってくれ」と言われてしまう。

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そこまで言うなら仕方ないと、そこで袂を分かち、私は最短ルートをたどろうと川越街道を目指す。
するとすぐにコンビニが。

実は新河岸川に沿って上ってくると、周囲にはお店などは少なく、袂を分かつ前に娘がトイレに行きたがっていたのだ。

ここは武士の情けと、コンビニがあることを知らせてやると案の定やってきて、トイレを済ませ、ついでに娘の昼食とほっとドリンクを調達し、イートインコーナーでいただく。

食後にコンビニ前であらためてお別れ。

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そこからは川越街道ひたすら都心へ向けて走りました。

ほとんどのところは歩道付きで走りやすかったですけど、新河岸川沿いとは違い結構アップダウンがあって疲れました。
帰りはだいたい25kmぐらいだったと思うだけど、たっぷり2時間かかっちゃいました。

あとでキョリ測で行程を測ってみたら、全部で54kmあり、久しぶりの長距離サイクリングになりました。

ちなみに、途中で私の随行を断った娘2号は、案の定というか、帰り道で道に迷い、予定よりだいぶ遅れて、真っ暗になった6時前に帰ってきました。

まあ、予報に反してそれほど雨が降らなかったのだけは救いでしたが。

《What's The Title?》

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More Songs About Buildings & Food/Talking Heads

タイトルは突然新河岸川に連れていかれたので、Talking Headsの”Take Me To The River"。
彼らにとっては初のTop40ヒットで、たしかAl Greenのカバーでしたよね。
Talking Headsって評論家の評価がものすごく高くて、レコードを出すたびに絶賛されたんだけど、当時この曲を聴いたときはどこがいいのかさっぱりわからん状態で、やっぱ私の音楽趣向は評論家とは相いれないことを痛感したわけですが、今聴いていると好きって程ではないですけど、ヒットした当時よりは受け付けるようになってきて、悪くはないかといった評価になってきました。これが大人になるってことですかねえ。

# by falling7813 | 2017-11-18 20:36 | diary
久しぶりのサークルのOB会から一夜明けた日曜日。

前日そこそこ飲んだのに5時間ほどの睡眠で目覚めてしまう。
二度寝できそうにないので、OB会のネタでエントリを書いて過ごす。

日曜ということで家族の始動は遅く、9時過ぎに朝食。
朝食後、ちょっと胃がむかむかする。
大事をとって横になってたら寝入ってしまい、目が覚めたら12時半。

半日無駄にしちゃったなあ。

昼食後、かみさんが練馬に寝具を買いに行くというので、荷物持ちとしてお供。
ついでにスーツなどをもってクリーニング屋に寄る。

練馬では西友やらプラザトキワに寄り、予定のもの+αの買い物終了。

プラザトキワというのは中高年向きの衣類や雑貨を売っているお店で、客層は50代より上のおばさま方がほとんどなんだが、我々が入店した時のBGMがBlondieの"The Tide Is High"で、次がなんとThe Jamの”In The City"。

確かに私と同世代でこういうのが好きな人もいるはずだよなあ。

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感動したんで、ジーンズの後ろのポケットからスマホを出して写真を撮って、Twitterに投稿。

そのあと帰り道に近所のスーパーによって食材も確保して帰宅。

家で荷物を整理していたら、クリーニング屋のカードがない。
クリーニング屋に寄ったときにカードはスマホと同じポケットに入れたような気がするので、さっきプラザトキワでスマホを出したときに落としたかなあ。

失意のまま、とりあえずスポーツクラブへ行く支度をして、クリーニング屋のカード探しの旅に出る。

クリーニング屋付近を探したが落ちてないので、一応行った道に落ちていないかたどりつつ、一番怪しいプラザトキワへ。

たどり着いたときのBGMはアメリカの「金色の髪の少女」で、今日は洋楽路線ですかね。

さっきスマホを出したところの最寄りのレジにはお客がいなかったので、レジ係のおばさまに落し物はなかったかと尋ねると、届いていた。
なんでもお客さんが拾ってくれたそうで、さすが中高年は優しいねえ。

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そのまま練馬からスポーツクラブへ行って、さすがに4時を過ぎたので、軽いメニューで上がり、風呂に入って帰宅の途についたんだが、ふと、あかすりタオルや水を入れたボトルをリュックに入れた記憶がないことが気になり、確認してみたら、案の定一式忘れてきてた。

家までの道を3分の1ほど歩いたところで気づいたので、スポーツクラブに戻り、洗面所やらロッカー室に置いたままになっていた荷物を回収。

とりあえずどっちも自分で気づいてリカバーできたので事なきを得たが、いよいよボケ始めたかと心配になってきた。

《What's The Title?》

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Hearts/America

タイトルはプラザトキワに捜索に行ったときに流れていたこの曲。
もともと好きな曲でしたが、今日の安堵の瞬間に流れていてますます好きになりました。
この曲のイントロはすごく印象的で、たぶん洋楽を本格的に聴き始める前にどこかで聴いたことがあったんだと思います。
この曲を「金色の髪の少女」と認識して聴いたのはNHK FMの「軽音楽をあなたに」の全米No.1特集だったと思うけど、妙に懐かしく感じて一発で気に入り現在もヘビロテです。
邦題も座りがいいと思ったんですが、今思うと「亜麻色の髪の乙女」のパクリなんでしょうね。

# by falling7813 | 2017-11-13 05:33 | diary
11月11日という1並びの土曜日。
私が学生時代所属していた全米TOP40のサークルのOB会が行われた。

Facebookを中心に情報が流通していたそうで、去年始めたばかりの私には知る由もなく、そもそも地方暮らしが長かったので、なかなか縁がかなった。

去年もこの時期に開催されたのを教えてもらったんだが、単身赴任中ということで、年末調整の関係で保険控除関係の書類を家にとりに帰らなきゃいけないので、文化の日近辺に家に帰るのはmustで、そうなると単身貧乏には続けて帰宅する財力はないのでパスせざるを得ない。

そういえば、一昨年も誰かにOB会でやる企画を教えてもらって、曲選びをしたなあ。

出席するのって、12~13年ぶりぐらいで、大阪OB会のネタを書いたけど、KMさんが亡くなられた直後以来だ。

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会場は銀座で夜6時スタートということで、午前中にスポーツクラブへ行って、ちょっと早めの3時過ぎに家を出る。

行きはまだ元気があるので、貧乏性な私は定期が使える東京駅から歩く。
風が強いので地下道を歩き国際フォーラムから地上に出る。
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たぶん国際フォーラムの中に入るのは初めてのような気がするが、こんなかっちょいい建物だったんですね。

銀座では何ヶ所か寄りたいところはあったんだが、まずは懐が寒かったので、銀行を探そうと銀座通りへ。

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そしたら歩行者天国をやっていた。

田舎者で、歩行者天国は大好きで、とくに銀座の歩行者天国はいかにも都会という雰囲気でテンションが上がる。

「歩行者天国終了」という紙を持った人がうろうろしていたので、5時で終わるのかな。
終わる前にここを歩けてラッキー。

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松屋と三越の間に銀行を見つけて、無事にお金をおろして懐の温度も上がったところで、道の反対側の山野楽器を見たら、クリスマスツリー。
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しかも色が変わる。
もう来月はクリスマスかあ。
早いなあ。

クリスマスツリーといえばミキモトだと思って、隣のミキモトを見たけど、建物が建て替わってツリーのスペースがない。

帰宅して家族にその話をしたら、みんな知っていて、2~3年前になくなったようですね。

地方暮らしの間に銀座も変わってるんですね。

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懐が温かくなったところで、まずは復興支援で、銀座熊本館へ。

いろいろ悩んだんだけど、あまり荷物が増えてもつらいので、米焼酎の名品鳥飼だけを購入。
5月に来た時より値上がりしてたけど、それでも2,160円は安い。

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そのあとGINZA SIXへ。

相変わらずの混雑でしたけど、ここも5月に来たときに、大体雰囲気はわかっているので、迷わず地下2階に降りて、あれこれ眺めた後、千年こうじやへ。

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我が家でブームになりつつある甘酒を見たんだが、近所のスーパーで売ってるタイプと同じものだったのでパスして、近くの発酵酢屋庄分酢へ行き、ちょっと高いけど、前回買って好評だったドレッシングなどをお買い上げ。

ぼちぼちいい時間になってきたので、会場の資生堂パーラーを目指す。

爆買い時代よりは少なくなったって言われてるけど、中国人観光客がやたら多い。

なかには、周囲を気にせず写真を撮ってる人とか、歩道に座り込んでたり、マナーの悪い連中もいて、なんだかなあ。

資生堂パーラーの会場に着いたら、受付からHTさん、NIさんという懐かしいメンバー(どっちも苗字変わってるけど、慣れてないのでこのイニシャルで)。
たぶんお二人とも20年以上あってなかったかも。

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会費を払って、もうドリンクが出ているので、赤ワインを飲みつつ、去年大阪で再会したかめさんや彼と大阪OB会をやっていたKTくん、facebookではつながってたけど会うのは超久しぶりのNGさんやHWさん、そのほか20年以上ぶりの人も多数いる懐かしい顔と話をしながら、会場のモニターから流れる音楽系のビデオを見る。

最近のOB会にはラジオ番組「全米TOP40」のメインパーソナリティだった湯川れいこさん(最近日経の「私の履歴書」にも登場されたそうで、周囲の皆さんは「湯川先生」と呼んでたけど、私は慣れてないので「湯川さん」で)も参加されていて、すでに会場に到着されていた。

ほどなく会はスタート。

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乾杯のあいさつから長々との”Sgt. Pepper's"の話が出るあたりいかにもな感じだ。
乾杯の後は歓談タイムで、立食のつまみをいただきながら赤ワインを飲む。

しばらくして湯川さんのあいさつ。

周りの人に聞いたら結構な年齢だそうだが、全然それを感じさせない話っぷりで、Jackson Browneのライブ、「私の履歴書」やTaylor Swiftを絡めた女性のステイタスの話、Carole Kingを題材にしたミュージカル「ビューティフル」(日本版には湯川さんが関与してたんですね)などなど20分ほど立ったまま面白い話をしていただいた。

湯川さんの話は素直におもしろかったんだが、会場に入ってからずっと気になったのは、湯川さんの周りにいる見知らぬ人々。

サークルのお仲間でも年代が違って顔がわからない人もいるんだけど、どうもそうではないらしく、サークルとは無関係の人たちらしく、いろいろしがらみがあって、彼らと一緒に会をやってるらしい。

私は湯川さんにそれほど強い思い入れはないからいいけど、周囲と交わることなく(中にはうちのサークルの人とつながりのある人もいたようだが)、ずっと湯川さんに付きまとってる彼らを見てると、昔を懐かしみたいおじさんからするとかなり目障りだ。

それはさておき、いかにもうちのサークルらしく途中からマニアックなイントロクイズが始まり、あっさりつまみがなくなり、飲みホと思っていた酒もなくなり始め(銀座だから仕方ないかな)、立食で3時間はきついなあと思っていたところで、2時間であっさりパーティー終了。

なんか話したりない感じもしたけど、HTさんほか何人かとLINEでお友だちになったし(おじさんはLINEやり方がわからなくて難儀したが)、Facebookでもつながってる人も何人かいるから、東京にいれば会える機会もあるだろう。
そういう意味では便利な世の中になったなあ。

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集合写真も撮り終え、予定より早いから二次会があるんなら行ってもよかったけど、誰も仕切らずウダウダと動かないという昔のサークルそのまんまの光景。

みんな社会に出てそれなりにもまれていると思うんだが、変わらないねえ。

学生時代はそういうのをのんびり見ていられる寛容さがあったんだが、そんなものはどこにもないおじさんはとっととエレベーターで降りて家路につきました。

いろいろ思うところはあったけど、懐かしさ無限大のイベントでした。

《What's The Title?》

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Tapestry/Carole King

タイトルは湯川さんの話の中にも出てきたミュージカルの話にちなんでCarole Kingの"Beatiful"。
湯川さんが、もともと作詞はだんなに任せて曲だけ作ってきた彼女が自作で歌詞をのせ始めたので、音に比べて歌詞が少なくて訳詞が難しいという深い話をしていたのが印象的でした。
私がちゃんとCarole Kingを聴くようになったのは社会人になってからで、年をとらないとわからない渋みがありますよね。
"Tapestry"も今では愛聴盤ですけど、学生時代は何とも思わなかったですからね。
タイトルにした"Beautiful"はそれほど好きな曲じゃないんだけど、湯川さんの話を聞いてからだと、違う聴こえ方がしそうだなあ。

# by falling7813 | 2017-11-12 07:02 | diary