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The Old Songs

年末の恒例行事の一つとして実家の掃除がある。

単身赴任中は、年末調整の書類を取りに戻る11月の初め年賀状作りに帰る11月終わりor12月初めというルーティン優先で、行けなかった年もあるんだが、両親も年老いたので、東京にいる時ぐらいは手伝わないとね。

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今回は家族とスケジュール調整をしたんだが、かみさんと娘1号は合わず、娘2号と出撃予定だったんだけど、当日娘2号も体調不良になり、ひとりで出撃。

例年だと窓ふきをやることが多いんだが、今年は弟夫婦が先に来てやってくれちゃったそうで、私の担当は庭木の剪定。

バカボンのパパの世界ですね。

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しかしそれも午後から雨が本格的に降り始めて、実働3時間ほどで終了。

そんな掃除の合間のお楽しみは、実家に残っているレコードたちとの再会。

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中学から洋楽に興味を持ち始めて洋楽のレコードを買い始めたんだけど、お金がないので、エアチェック中心に音源を増やしていて、レコード購入はスローペースでそれほど枚数はなかったわけだが、大学に入って中古盤屋の存在を知り、1枚100円とかで買えるものもあって、爆発的に増えていった。

ちなみに最初に買った洋楽のレコードは右上の写真の”Let It Be"。
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このあとすぐに再発盤になったので、レコードコレクターにとっては貴重かも。
まあ、初めてのレコードだけあって、すり切れるほど聴いているので、盤質は悪いと思うけど。
B面の”You Know My Name (Look Up The Number)"を初めて聴いたときは衝撃だったなあ。

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就職して最初の配属は東京で、実家から通っていたので、買ったレコードを実家にストックしていたんだが、3年で京都に転勤になり、独身寮に入ることになった。

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独身寮の部屋は4畳半だったので、当時200枚以上に増えていたLPレコードから厳選したものだけを持っていき、シングルはたしかすべて実家に置いたまま引っ越したと思う。

そして、時は流れて、音源はレコードからCDに移り変わっていく。

当初はレコードでもっていないものをCDで買っていたんだが、そのうちLPで持っているものもCDで買い直すようになった。

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引越のたびに重いしかさばるLPレコードはかみさんから白い眼で見られていたんだが、京都から東京に引越し、社宅が3DKから2Kに一気に狭くなり、子供が生まれて
ますます手狭になり、ある日かみさんの命令でLPレコードは燃えるごみとして捨てることになった。

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私のレコードコレクションの中ではバリバリの一軍メンバーだったが、なんとかシングル曲と主要曲はCDとカセットでカバーして、断腸の思いで捨てた。

ゴミ置き場にもっていったら、ちょっと時間が経ったら何枚か減っていたので、誰かが持って行って、今でも健在かもしれないなあ。

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そういうわけで、実家にあった二軍のLPとシングル盤は絶滅を免れて、こうして今でも見ることができる。

こうしてみると1枚1枚に思い出があるけど、80年代モノの中には私は買った覚えがないものもあるので、弟が買ったものも混ざっていると思う。

アルバムジャケットそのままの手抜きもあれば、ちゃんとオリジナルの写真を持ってきているものもあり、写真を眺めているだけで、掃除の合間に幸せなひと時を味わいました。

上のレコードの写真はTop40ヒットを並べて撮ったつもりでしたけど、1枚だけミスってます。

さて、どれでしょう?

《What's The Title?》

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If I Should Love Again/Barry Manilow

古いレコードとの再会がテーマでしたので、タイトルはBarry先生の”The Old Songs"。
ある意味このアルバムがヒット連発路線最後のアルバムで、この曲とセカンドシングルの”Somewhere Down The Road"が直球のBarryヒットシングルの最後ということになりました。
このアルバムは発売当時にLPレコードで買って聴き込みましたけど、Barry先生はアルバムではいろんなタイプの曲をやっているので、このアルバムでもいろいろな変化を味わえるし、バラードは王道のBarry節です。
カバー曲の”Let's Hang On"のほかにBob Gaudio作の曲があったりして、ちょっとThe 4 Seasonsに絡んだアルバムでもありました。
そういえば、このアルバムはCDで買い直せてないんだよなあ。

by falling7813 | 2018-12-24 08:18 | Looking Back