The Smile Has Left Your Eyes
音楽ネタを書くときって、アーティストが亡くなったことが多くて、Glenn Frey、ノーランズのリードボーカル、モンキーズのデイビー、Whitney Houston...
みんな思い出のあるアーティストだった。
そして、またひとり。
John Wetton
昨日VandebiltさんのFacebookの投稿を見て驚いたんだが、今朝になると日本のメディアでも「エイジアのウエットンさん」として報じられている。
プログレには疎い私がJohn Wettonを知ったのはU.K.。
何が目当てで買ったかは覚えていないんだが、「ミュージックライフ」以外のマイナーな音楽雑誌に、「元イエスのビルブラッフォードが結成したスーパーグループ」として紹介されていた。
その時はTop40を聴き始めた1977年に「究極」がアルバムチャート上位に登場していたし、「ミュージックライフ」にもよく載っていたので、すごいプログレグループだという印象だったイエスのメンバーが作ったんだという程度の印象だった。
そこにメンバーについても紹介されていたんだが、ベースとボーカルのJohn Wettonの扱いは決して大きくなかった。
あまり音楽雑誌は持っていなかった時期なので、記事のことは覚えていたんだが、その後「軽音楽をあなたに」でセカンドアルバム”Danger Money"がオンエアされたので、Scotchの90分テープにエアチェックして、何度も聴いたが、これがいいんですよ。
わかりやすいロックだし、適度にプログレっぽい気高さもあって、私には見事にフィットし、その後ヘビロテ。
一番気に入ったのはJohn Wettonのボーカル。
かっこいい声ですよね。
ただU.K.は日本でこそ話題にはなりましたけど、アメリカでは完全に無視されて、当時よくある日本のみのヒットって感じで、そのまま埋もれちゃう存在かと思ってた。
ところが、1982年のある日、突然「全米トップ40」に、20位初登場というスーパーロックグループが現れた。
Asia
このメンバーがすごくて、Yesのスティーブハウ(そういえば、西武ライオンズに同じ名前のピッチャーがいたなあ)、ELPのカールパーマー、「ラジオスターの悲劇」のジェフリーダウンズ、そしてJohn Wetton。
やってることはU.K.と大差ないと思うし、Yesのメンバーが絡んでるところも変わらないんだが、なぜかAsiaは爆発的なヒットとなり、20位に初登場した"Heat Of The Moment"はまさかの4位止まりだったが、アルバムは見事No.1に輝いた。
そしてこのアルバム。
邦題は「詠時感~時へのロマン」と名づけられた。
日本でも洋楽が注目されていた時期で、レコード会社も力が入っていて、80年代初頭に”A LONG VACATION”を大ヒットさせた大滝詠一の詠をいただいたであろうタイトルだった。
このLPは高田馬場のパチンコ屋でアレンジボールの進化形みたいなマシンでコインを入れて玉を打つんだけど、「777」がそろうとフィーバーしてやたらコインが出るヤツ(なんていうだろう?)で商品としてゲットした。
たしか元手は500円ぐらいだったはずだ。
そう、いくら学生の街高田馬場とはいえ、パチンコ屋の景品に置いてあるぐらい日本でもヒットしていたのだ。
John Wettonの声が大好きな私は、当然このアルバムもすり切れるほど聴いた。
一番のお気に入りは、セカンドシングル「時へのロマン」。
その後Asiaは来日公演を果たすが、なぜかJohn Wettonの代わりにGreg Lakeが来たのは、以前のエントリの「What's The Title?」で書いたとおりで、来日当時はJohn Wettonが脱退し、新メンバーGreg Lakeといわれていたんだが、結局John Wettonが復帰。
その後Asiaも、セカンドはそこそこ売れたが、サード以降はTop40シングルも出なくなり、メンバーチェンジなどごたごたするスーパーグループあるある状態になり、急速に尻すぼみになっていった。
John Wettonの声が好きな私は、U.K.とAsiaそしてソロの曲でプレイリストを作って、今でもよく聴いていたんだがなあ。
昨夜からこのプレイリストを聴いています。
年末に亡くなったGreg Lakeにつづいてだし、彼よりもリアルタイムで聴いてきて思い入れもあるんでショックだ。
《What's The Title?》
Alpha/Asia
もうJohn Wettonの微笑みを見ることもないということで、Asiaのセカンドアルバムからのセカンドシングルで、彼らにとって4曲目にして最後のTop40ヒットとなった”The Smile Has Left Your Eyes"。
大げさなアレンジのあざといバラードということで(そういう意味ではBarry先生といっしょだ)、底の浅さは否めずあまりヒットしませんでしたけど、この曲を成立させてるのはJohn Wettonのボーカルだと私は思います。
もちろん好きです。
たしかこの曲はキムタクと深津絵里のドラマにも使われたんですよね。
それぐらい日本でもメジャーだったのになあ。
ぐっすん
みんな思い出のあるアーティストだった。
そして、またひとり。
John Wetton
昨日VandebiltさんのFacebookの投稿を見て驚いたんだが、今朝になると日本のメディアでも「エイジアのウエットンさん」として報じられている。
プログレには疎い私がJohn Wettonを知ったのはU.K.。
何が目当てで買ったかは覚えていないんだが、「ミュージックライフ」以外のマイナーな音楽雑誌に、「元イエスのビルブラッフォードが結成したスーパーグループ」として紹介されていた。
その時はTop40を聴き始めた1977年に「究極」がアルバムチャート上位に登場していたし、「ミュージックライフ」にもよく載っていたので、すごいプログレグループだという印象だったイエスのメンバーが作ったんだという程度の印象だった。
そこにメンバーについても紹介されていたんだが、ベースとボーカルのJohn Wettonの扱いは決して大きくなかった。
あまり音楽雑誌は持っていなかった時期なので、記事のことは覚えていたんだが、その後「軽音楽をあなたに」でセカンドアルバム”Danger Money"がオンエアされたので、Scotchの90分テープにエアチェックして、何度も聴いたが、これがいいんですよ。
わかりやすいロックだし、適度にプログレっぽい気高さもあって、私には見事にフィットし、その後ヘビロテ。
一番気に入ったのはJohn Wettonのボーカル。
かっこいい声ですよね。
ただU.K.は日本でこそ話題にはなりましたけど、アメリカでは完全に無視されて、当時よくある日本のみのヒットって感じで、そのまま埋もれちゃう存在かと思ってた。
ところが、1982年のある日、突然「全米トップ40」に、20位初登場というスーパーロックグループが現れた。
Asia
このメンバーがすごくて、Yesのスティーブハウ(そういえば、西武ライオンズに同じ名前のピッチャーがいたなあ)、ELPのカールパーマー、「ラジオスターの悲劇」のジェフリーダウンズ、そしてJohn Wetton。
やってることはU.K.と大差ないと思うし、Yesのメンバーが絡んでるところも変わらないんだが、なぜかAsiaは爆発的なヒットとなり、20位に初登場した"Heat Of The Moment"はまさかの4位止まりだったが、アルバムは見事No.1に輝いた。
そしてこのアルバム。
邦題は「詠時感~時へのロマン」と名づけられた。
日本でも洋楽が注目されていた時期で、レコード会社も力が入っていて、80年代初頭に”A LONG VACATION”を大ヒットさせた大滝詠一の詠をいただいたであろうタイトルだった。
このLPは高田馬場のパチンコ屋でアレンジボールの進化形みたいなマシンでコインを入れて玉を打つんだけど、「777」がそろうとフィーバーしてやたらコインが出るヤツ(なんていうだろう?)で商品としてゲットした。
たしか元手は500円ぐらいだったはずだ。
そう、いくら学生の街高田馬場とはいえ、パチンコ屋の景品に置いてあるぐらい日本でもヒットしていたのだ。
John Wettonの声が大好きな私は、当然このアルバムもすり切れるほど聴いた。
一番のお気に入りは、セカンドシングル「時へのロマン」。
その後Asiaは来日公演を果たすが、なぜかJohn Wettonの代わりにGreg Lakeが来たのは、以前のエントリの「What's The Title?」で書いたとおりで、来日当時はJohn Wettonが脱退し、新メンバーGreg Lakeといわれていたんだが、結局John Wettonが復帰。
その後Asiaも、セカンドはそこそこ売れたが、サード以降はTop40シングルも出なくなり、メンバーチェンジなどごたごたするスーパーグループあるある状態になり、急速に尻すぼみになっていった。
John Wettonの声が好きな私は、U.K.とAsiaそしてソロの曲でプレイリストを作って、今でもよく聴いていたんだがなあ。
昨夜からこのプレイリストを聴いています。
年末に亡くなったGreg Lakeにつづいてだし、彼よりもリアルタイムで聴いてきて思い入れもあるんでショックだ。
《What's The Title?》
Alpha/Asia
もうJohn Wettonの微笑みを見ることもないということで、Asiaのセカンドアルバムからのセカンドシングルで、彼らにとって4曲目にして最後のTop40ヒットとなった”The Smile Has Left Your Eyes"。
大げさなアレンジのあざといバラードということで(そういう意味ではBarry先生といっしょだ)、底の浅さは否めずあまりヒットしませんでしたけど、この曲を成立させてるのはJohn Wettonのボーカルだと私は思います。
もちろん好きです。
たしかこの曲はキムタクと深津絵里のドラマにも使われたんですよね。
それぐらい日本でもメジャーだったのになあ。
ぐっすん
by falling7813
| 2017-02-01 06:09
| music