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Subway Terror

この土日に仕事がらみで、ちょっとお使いに行かなきゃならない。

Subway Terror_e0242504_2117767.jpgその目的地の最寄駅は地下鉄東西線の菊水で、我が家の最寄駅から片道240円。

それじゃあ、土日祝日限定で、一日500円で地下鉄乗り放題のドニチカきっぷを使って、あるプランを実行してしまおう。

その企画とは、札幌の地下鉄全線制覇!
乗り鉄の札幌地下鉄版だ。

菊水までなら自転車なら十分射程距離だし、歩いていくにもいい運動になるぐらいの距離だが、それはちょっと置いておく。

札幌の地下鉄は、
麻生(あさぶ)-さっぽろー大通ー真駒内の南北線
栄町-さっぽろー大通ー福住の東豊線
宮の沢ー大通ー新さっぽろの東西線
の3路線。
郊外から中心部へ向かうように作られていて、南北に走る線が2つ、東西に走る線が1つで、大雑把に言うと、カタカナの「キ」を横にしたような路線図だ。

それぞれ通しで乗っても30~40分ぐらいの距離で、JRのローカル線と違い本数もちゃんとあり、1日で全線制覇するのは楽勝なので、いつかは挑戦したいと思っていたのだ。

Subway Terror_e0242504_21311394.jpgちゅうことで、我が家から地下鉄に乗る最寄駅は、南北線の幌平橋なんだが、ただ地下鉄に乗るだけでは面白くないので、運動を兼ねてスタートは南北線の南の終点真駒内まで歩くことにする。

真駒内までは豊平川沿いにサイクリングロードがあり、一度ジョギングしたことがあるので、歩きやすいのは織り込み済みで、真駒内をめざし、サクサク歩いていく。

1時間ほどで真駒内に着いたんだが、真駒内で見ておきたいものがある。

それは、アイスアリーナ。
日本全国に「真駒内」の地名を知らしめたのは、この札幌オリンピックのスケート競技会場で、あの銀盤の妖精ジャネットリンが滑ったところだ。

Subway Terror_e0242504_21394143.jpg近くまで行くと、なんだか警備員がたくさんいて、物々しい雰囲気。

正面入り口に回ったら、理由がわかった。
矢沢永吉のライブをやるんですね。

Subway Terror_e0242504_21425561.jpg今はセキスイがネーミングライツを買ったようですけど、その影響でオリンピックマークは外してしまったようです。残念!

アイスアリーナから20分ぐらい歩いて、真駒内駅に到着。
駅前に五輪団地っていうのがありましたけど、札幌オリンピックの選手村ですかね?

Subway Terror_e0242504_2146297.jpgいよいよ真駒内駅から地下鉄の全線制覇の旅がスタート。

ちなみに、南北線は真駒内から南平岸までは地上を走る。
東京の地下鉄も丸ノ内線とか東西線がそうですよね。
でも、札幌の地下鉄は地上を走る区間でもすべて屋根がついてます。
札幌は冬雪が降るから、その対策なんでしょうね。

Subway Terror_e0242504_2149241.jpg真駒内を出て、30分ほどで北の終点の麻生に到着し、まず南北線をクリア。

麻生駅周辺を歩いているときに道路標識を見て、次に乗るつもりの東豊線沿線での観光スポットを思いつく。

麻生から南北線でさっぽろまで戻り、ここで本日2本目の路線東豊線に乗り換える。

Subway Terror_e0242504_21521868.jpgまずは東豊線の南の終点福住へ。

東豊線に乗るとやけに若い女の子が多い。
みんな「LOVE」というおそろいのバッグを持っているんで、何だろうと思っていたら、札幌ドームで嵐のライブをやってるみたいだ。
ライブ自体は、午後6時からのようだが、たぶん後楽園で遭遇したようなグッズ販売を目指してる娘たちなんだろう。

Subway Terror_e0242504_2235633.jpg福住は札幌ドームの最寄駅なので、福住に着くと、女の子たちは一目散に札幌ドームをめざし、エスカレーターに殺到していた。
東豊線は4両編成で、1本あたりに輸送キャパが小さいんで、野球やライブなどのイベントが終わった後はなかなか乗れなくて大変な思いをすると聞いたが、彼女らも今夜大変な思いをするんだろうなあ。

私は札幌ドームは2回行っているので、ドームから遠いほうの出口を出て、付近を散策。

福住から栄町まで折り返して、東豊線も制覇。
ここで、麻生で思いついた観光。

Subway Terror_e0242504_2282935.jpg栄町駅から20分ほど歩いて着いたのは、丘珠空港→

札幌付近の空港といえば、千歳市にある新千歳空港が有名だが、実は札幌市内にも丘珠空港というのがあるのは、昔時刻表で見て知っていた。

Subway Terror_e0242504_22133475.jpg実際札幌に来てみると、福岡空港ほどではないが市内の結構便利なところにある空港ということで、マスコミにもよく登場している。
北海道では、ロンドンのシティー空港と比較する新聞記事が出たりしてるんだが、付近に住宅が多くて、反対が強いため、滑走路が短くてジェット機が飛ぶにはつらい状態で、定期便はすべてプロペラのようだ。

Subway Terror_e0242504_6222019.jpgターミナルも小さくて、どこかの離島のフェリー乗り場みたいな雰囲気でした(写真は↑)。

屋上は展望台になっているんで上ってみましたけど、タラップもなくて、飛行機がいれば、乗客の皆さんがのんびり歩いて乗り降りするのが見られそうなんだが、次の飛行機までには2時間以上あって、残念!

Subway Terror_e0242504_22195333.jpg丘珠空港で、11時を回ったので、混む前に栄町駅そばの回転寿司トリトンで昼食。
11時半にはウエイティングが出てましたから、相変わらずの人気ですね。
トリトンは私の評価では、札幌の回転寿司ナンバーワンなんだが、値上げをしたようでちょっと残念。

昼食後、栄町からさっぽろに出て、ビックカメラで買い物してから、大通まで歩き、最後のターゲット東西線へ。

Subway Terror_e0242504_2224533.jpg東西線の西の終点宮の沢は娘1号が来た時に行ったことがあるんだが、まだ時間もあるので、とりあえず宮の沢まで乗って、チェック済みの駅の外には出ず、そのまま折り返して、東の終点新さっぽろを目指す。

Subway Terror_e0242504_22302438.jpgさすがに疲れが出てきて、途中居眠りしながら、新さっぽろに着き、無事に札幌地下鉄全線制覇達成!

Subway Terror_e0242504_2234138.jpgちゅうことで、7時に家を出てから7時間以上かけて本来の目的である東西線菊水の用事を済ませ、せっかく東西線に乗ったので、沿線でサッポロファクトリーを観光。

るるぶに載っていたんで、いつかは行ってみたいと思っていたところで、もともとはサッポロビールの工場だったらしい。

Subway Terror_e0242504_2242260.jpgショッピングモールのようで、建物がいくつかあり、そのなかでも歴史を感じさせる煉瓦の建物にはいっていくと、中庭にサンタ→

サッポロビール印の高い煙突に一生懸命登ってます。
がんばれ!

中庭をさらに進むと、アトリウムがあるんだが、そこには大きなクリスマスツリーがありました。
Subway Terror_e0242504_2246780.jpg実は新聞でサッポロファクトリーではもうクリスマスツリーが出てるって書いてあったんで、見に来たわけだ。

ちなみにツリーに使われているのはトドマツだそうで、北海道広尾町から贈られたものだそうだ。
さすが北海道。

で、このツリーですが、午後4時以降は、イルミネーションが点灯され、毎時0分から5分間ショータイムで、イルミネーションがいろいろ変化します。
Subway Terror_e0242504_2253094.jpg4時の回を見ましたけど、なかなかきれいでした。

ちゅうことで、観光は終了で、家に帰って、スポーツクラブへ行って筋トレというのが今日のスケジュールなんだが、サッポロビールの工場跡ということで、レンガ館をはいってすぐにビアホールはあるし、サンタが登っている煙突のそばには、ここでしか飲めない系のビールを1杯250円で売っていたりする。

Subway Terror_e0242504_2259721.jpgこれをスルーする手はないよなあということで、開拓使麦酒の未濾過をいただきました。
ほんのり甘みがあって、ほかのビールとは違った味わいがgoodでした。

サッポロファクトリーから大通まで歩いて南北線で帰ったんですが、南北線の車内には、革ジャンやステージ衣装風の服装をした中年男性がたくさんいる。
みんな真駒内でえーちゃんを見るんですね。
「E. Yazawa」のネーム入りのタオルを持った人もいました。投げるんでしょうねえ。

当然のことですが、嵐とは客層が全く違いましたが(年齢は倍以上、へたすると3倍?)、微笑ましさは満点ですね。

《What's The Title?》

Subway Terror_e0242504_2113327.jpgViolation/Starz

タイトルは、別に恐怖というわけじゃないけど、地下鉄がらみのタイトルでまず思い浮かんだのでStarzの「恐怖の地下鉄」にしました。
このアルバムは彼ら唯一のTop40ヒット"Cherry Baby"を目当てに買ったんだけど、「恐怖の地下鉄」を含め、全般的にできは今一つ。
アメリカではマイナーヒット1発だけですが、日本ではそこそこ注目されていて、このアルバム発表前にも、「ミュージックライフ」やラジオ番組で取り上げられてました。
そんなベースがあったんで、"Cherry Baby"は日本人向けのポップなメロディーということもあって、日本ではそこそこヒットしました。
たしかStarzのリードボーカルは、当時はStarz同様Rexというロックグループでリードボーカルをとっていて、79年に突然TVスターになったRex Smithのお兄さんじゃなかったかな。
by falling7813 | 2013-11-16 23:10 | Hokkaido