Lady Jane
かみさんと出かけました。
行き先は上野の森美術館。
各地でやたらと宣伝している怖い絵展を見に行きました。
正直絵にはそれほど興味はないんだけど、おもしろそうだし、かみさんの趣味に付き合っておかないと先々見放される恐れがありますから、今からぬれ落ち葉しています。
しかもその列は切符を持っている人の列だそうで、切符は時間前だとファミマで買えるというので、公園下のファミマに向かったら7~8人の行列。
その頃には列はさらに伸びて、130分待ちに。
結局我々が入場したのは10時前で、しかも中に入ってから、さらに音声ガイドを借りるのに10分ほど待たされました。
まず絵の大きさに圧倒されるし、あのサイズでこの構図を隅々まで見ると、いろいろな思いが交錯します。
吉田羊が語るこの絵の数奇な運命もさらに感動を盛り上げて、この絵を生で見られるだけでも価値ある展覧会ですね。
ただ、我々が入場する10時頃には160分待ちになっていて、3時間近く並ぶかと言われるとちょっと考えちゃいますけど。
昨日ネットでいろいろ調べて、美術館から近いさくらテラスへ行って、かみさんと協議の結果、Oyster Tableへ行くことにしました。
牡蠣を食べるのにはいいシーズンなので、いろいろな食べ方を楽しめるペアランチ(二人で3800円+税)にしました。
釜石産だそうですけど、シーズンの醍醐味ですね。
付け合わせのスープも当然の牡蠣テイスト。
続いては、カキフライと香草ガーリックバター焼き。
ちなみに私は生牡蠣にもカキフライにもレモンはかけない派で、カキフライにはタルタルソース派です。
この二つのメニューは二人分としてはやや少なめな印象でしたけど、それぞれ大きな牡蠣が二個ずつ入っていて、牡蠣をたっぷり堪能できて、まいう~でした。
11時半には満席になりウェイティングが出てましたから、早く来て正解でした。
いいものがあったら娘どもに土産に買って帰ろうと思ってたんですが、とにかく混んでるし、店の構成も変わって、やたらと露天に座席を突き出した屋台が多い。
外国人観光客も多くて、台湾当たりの市場のような雰囲気で、10年以上前に上野で仕事をしていた頃のアメ横とは別世界になっていました。
アメ横内にある店舗と線路東側の別館にも行ってみたけど、あまり値段は安くないようで、アメ横では何も買わずにフィニッシュ。
この雰囲気では日本人の買い物客はだんだん来づらくなるんじゃないですかねえ。
そんな感じでアメ横では1時間と持たずに駅に引き上げて上野を撤収しました。
グルメ的にはまだよさそうな店がありそうなので、博物館とかで何かイベントがあればまた来てみたいところです。
《What's The Title?》
今日のお出かけでは、「レディージェーングレイの処刑」が非常に印象的でしたので、タイトルはStonesの"Lady Jane"。
"Mother's Little Helper"のB面として発表されたバラードですけど、私はこの曲は好きでないです。
私個人の評価としては、Mick Jaggerはバラードを歌うのはヘタだと思いますね。
そもそも歌がうまいと思ったことはないんだけど、ロック系の曲の独特のノリは他の追随を許さないものがあるし、ソウルフルな曲も味のある歌を聴かせるんだが、バラードはなんかアラが目立つし、ダメな印象なんですよね。
この曲とか”Angie"とかどこがいいのかさっぱりわかりません。