The Best Of Times

9月5日火曜日。

やっと待望の夏休みがとれた。

しかし、何の調整もせずに、仕事の繁閑だけで休みをとったので、かみさんはあれこれスケジュールが塞がっているようだ。
そこで、8月18日に予定していたが、仕事上のトラブル勃発でキャンセルした西武バス日帰り旅を実行に移すことにした。

実は、このプランを実行に移そうと、日曜日に西武バスのチケットセンターに予約しに行こうと思っていたんだが、思わぬ草とりに邪魔され、月曜朝に早く家を出て、会社に行く途中に寄り道して予約。

月曜日は一日何事も起こるなと祈りながら過ごしました。

バス旅行の行先とは上田!

そう、真田家が城を築いて、二度にわたって徳川の大軍を退けたあの上田です。

何度か書いているように私は真田フリークでして、以前上田を含めて真田の足跡を巡る旅もしたことがあるし、5月には同じく真田ゆかりの町沼田にも行った。

過去に上田に行ったときは、欲張って別所温泉やら、砥石やら、真田の里やらに足を延ばして、上田の街中をゆっくり見ていないので、「真田丸」フィーバーが落ち着いたのを見計らって見に行こうと思ったわけだ。

池袋から西武の直通バスが出ているので、一番朝早いバスを指定し、練馬区役所8時発に乗る。

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3時間ほどで上田駅に到着。
駅前では真田幸村像がお出迎え。

11時過ぎでお腹もすいてきたので、まず昼食の店へ行ったが開店前。

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仕方なく近所で真田十勇士のモニュメント巡りをする(右の写真が真田十勇士のみなさんのモニュメント。一人だけ駅裏でちょっと離れていたため写真撮れず)。
最初小さくて見つけられなかったが、いくつか集まったところで、ぼちぼち店も開いただろうと行ってみる。

食べログで探したラーメンと焼きそばが売りの福昇亭

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右の写真のように、街中ではあるけど、路地裏の知る人ぞ知るといった立地なんだけど、11時40分ごろだったが、結構混んでいて、入店直後にウェイティングになりました。
食べログおそるべし。

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ラーメンと焼きそばが両方食べられるラーメンセット(850円)を注文。

ラーメン、焼きそばともそうめんかと思うような細麺。

焼きそばはかた焼きで、長崎皿うどん風ですけど、さっぱりした味付けで、店オススメの辛子酢をかけて食べるのもありの味でした。

ただラーメンは、煮干し醤油であまり好みのスープではなかったですね。

でもワンアンドオンリー感はあるので試してみる価値はあるかも。

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お昼も食べたんで、いよいよメインの上田城へ。

前回はあちこち欲張った余波で、ざっとしか見てないので、今回はじっくり見たいところだ。

二の丸跡に入ったところで、上田城に関するイベントをやっている。
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入場料300円ならお値打ちだなあと近づいてみる。

すると、他の施設を含めて8ヶ所のうち6ヶ所に入場できて800円ぽっきりの上田六文銭手形なるものがあるらしい。

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そのあと行きたかった池波正太郎真田太平記館も含まれているので、これは買いと手形を買って入場。

展示は真田家の歴史に関するものや大河ドラマ「真田丸」の衣装や出演したキャストのサイン色紙などで、300円ならありの内容。

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特に江戸時代の上田城を再現した立体映像は良かったですね。
あまりに立体的で動きが速くて、見ている途中で気持ち悪くなりそうでした。

お次は上田城の櫓。

ここは前に来た時にも入っていて内容は知れているんだが、さっき買った手形で入れるので迷わす入場。
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前に来た時にはなかった門が平成6年に新設されて、二つの櫓がつながりました。

中の展示は相変わらず大したことなかったけど、以前にあったNHKドラマ「真田太平記」の展示はなくなってました。

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でも、櫓から下をのぞいた景色は、当時を彷彿とさえてなかなか趣きがありました。

櫓に上ってる人は平日にもかかわらず結構いたので「真田丸」人気もまだ続いてるのかもしれません。

櫓を見終わったところで、本丸内を散策。
ちゃんとお堀もあるし、見所はいろいろあるお城だ。

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本丸から二の丸に戻り、二の丸内にある上田市博物館にも手形で入れるので、貧乏根性で入場。

まあ300円ならありなんだろうけど、これといってインパクトはないかなあ。

それと、これまで入場した施設はどこも真田家が売りということで、真田家の歴史や上田での二度の合戦について解説しまくってるんだけど、かぶりすぎてるし、そもそも私のように真田フリークからすらと、そんなの知ってまんがなの世界なんですよね。

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ちょっとモヤモヤして博物館を出て、二の丸の堀のあとに下りてみる。

そこは遊歩道になっているんだが、なんか血が騒ぐ景色。
しばらく歩いて解説のボードを読んで理由がわかった。

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ここは堀のあとでもあり、鉄道の廃線跡でもあるのだ。
そういわれてみると上の写真の橋の形なんかいかにもですもんね。

なんか得した気分で、そのまま堀跡の遊歩道を南に歩く。
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城の南側は今は駐車場になっているんだが、城があった当時は千曲川の淵になっていて、天然の要害だったんですね。
当時は河岸段丘の崖をそのまま使っていたところも多かったそうなので、今でもむき出しの崖になっているところを見るとなんか当時がしのべます。

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もちろん石垣の上に建つ櫓も迫力満点だ。

そのあたりはさっきのイベントで立体映像を見たばっかなのでリアルに迫ってくる。
上田城難攻不落!

結局なんだかんだで上田城には2時間弱いて堪能しました。

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そのあとさらに西側へ行く散策コースがあったので行ってみましたけど、やたら派手なお寺があったり、道しるべも途切れ途切れだったりして、途中道に迷ったりして、これといった見どころも感じられず、なんだかなあと思いつつ、次のチェックポイント柳町へ。

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ここは北国街道の一部で、昔の風情を残しているということだったので期待していたですが、町並みはgoodでした。

もう一つここで期待したのは造り酒屋。

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実は最近BSで「真田丸」で作兵衛を演じた元水泳選手の役者さんが上田を旅する番組をみて、北国街道沿いの造り酒屋できき酒をしてたんですよね。
そこへ行ってみたいと思っていて、まさにそのものズバリの造り酒屋を見つけたんだけど、高山の酒蔵みたいに利き酒OKの雰囲気じゃなくて、あれは結局番組仕様だったんでしょうね。

結局そこでは地ビールだけ買って終了。

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ここは入場料400円だけど、さっきの手形で入れて、結局総額1,300円分入場したんで元はとれました。

さて真田太平記館ですが、展示はひたすらマニアック。
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たぶん読んでない人が見ても面白くもなんともないだろうなあ。

展示物は少なかったのですが、シアターの映像は見る価値ありでした(これがお世話になった上田六文銭手形です→)。

ここで予定していたビューポイントは終了。

まだ時間に余裕があるんで北国街道を歩いてみましたけど、柳町ほどのインパクトはなく、駅に戻り、お土産を買って、早めに飲めそうな飲み屋を物色。

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結局安直に駅ビルのゆう杉という店にしました。
帰りのバスの時間の関係で、17時開店というのが決め手になりました。

とりあえずがっつり歩いて疲れたので生ビールをいただく。

まいう~
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あまり期待せずに、安いし、早く出てきそうだからと頼んだきのこおろし(300円)がうまい。

そして上田飲みのメインは焼き鳥。

上田焼き鳥なるものがあるらしいので、ぜひ食べてみたかったのだ。

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オーダーして来たものは、塩焼きの焼き鳥と別口のたれ。

このたれを美味だれ(おいだれ)というそうで、あとからかけて食べるのが上田風だそうだ。
「美味(しい)」と「追い」をかけたネーミングのようです。

最初たれをかけずに味見したら結構塩味がついてるんで大丈夫かなと思ったけど、実際にたれをかけてみると、ニンニクベースの甘いたれなんでなんとなくマッチしてました。

焼き鳥とキノコのほかも馬のもつ煮込みとご当地感たっぷりだ。

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お酒の方はとりあえず生から始めて、次は地元に敬意を表して、蕎麦焼酎佐久の花の水割り、そして地酒の利き酒セット。

7~8種類ぐらいから3つ選べるので、3つとも上田の酒蔵から、互(沓掛酒造)、瀧澤(信州銘醸)、登水(和田龍酒造)を選びました。

日本酒飲むときにつまみが乏しくなったので、野沢菜頼んだらドカンと来た。

そして上田の地酒ですが、どれも味が似てるんですよね。
酔っぱらってるせいもあると思うけど、どれも65点ぐらいの味で個性がなかったなあ。

そんなこんなで、バスの時間が近づいてきたので撤収しました。

まあ、いろいろモヤモヤするところはありましたが、真田フリークとしては満足できる上田ツアーでした。

上田も地方都市として中心市街地の空洞化には悩まされているようですが、まだ街中を歩いていてもそれほどさびしい感じはせず、頑張ってる方じゃないですかね。

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ただ客観的に上田という町を見ると、「あまちゃん」依存が目立った久慈(今どうしてるんだろう?)と同じ匂いがするような気がしました。

上田が頼る相手は歴史上の人物なので色褪せることはないと思いますけど、たぶん大河ドラマのにわかファンは減っていくので、真田依存もこれからが正念場なんでしょうね。

上田駅発18時43分の最終バスにのりましたが、北海道の紋別あたりで夜バスに乗るときに感じた寂寥感がないというのはまだまだ華があるってことでしょうね。

《What's The Title?》

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Paradise Theater/Styx

ちゅうことで、タイトルは真田の旗印の六文銭が三途の川の渡し賃であることにちなみStyxのナンバーから、上田が歴史上一番脚光を浴びた時期をしのんで旅したので、”The Best Of Times"を選びました。
そういえば、「真田丸」をテーマに書いたときは、真田家を船に見立てているということで"Come Sail Away”を選びましたけど、偶然三途の川でした。
このころからStyxはテーマ性のあるアルバムを作り始めたわけですけど、このアルバムまではよかったですね。
ファーストシングルのこの曲も当時のロック評論家からはけちょんけちょんに酷評されてましたけど、私は非常にわかりやすいポップロックで好きでしたね。
でも次のアルバムからDennis DeYoungが壊れ始めて、「ドモアリガアット」になってしまい、”Music Time"であっさりつぶれてしまったのは寂しい限りでした。

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by falling7813 | 2017-09-06 00:10 | travel | Comments(0)