On The Other Side
まずは入院後初の眼科の診察。
予約制で、予約の時間に行ったんだが、相変わらずの大混雑で、すべて終わるまで2時間半もかかる。
帰りにコンビニで買った昼食を食べ、スポーツクラブへ。
このあとのスケジュールを考え、スポーツクラブではクロストレーナーをやる。
風呂に入って帰宅して、3時半前に出撃。
行き先は津島。
去年も行った津島最大のイベント天王祭を見に行くのだ。
仕事で担当してるエリアで最大のイベントですからねえ。
ほんとはもう少し早く出て、運賃節約と運動を兼ねてどこかから歩きたかったんだが、眼科での時間ロスが響いて、おとなしく名鉄で津島へ。
去年は会社の人と見に行って、現地でテキ屋からコスパの悪いビールや焼きそばを買って夕食にしたんだが、今年はその教訓があるので、駅そばのスーパーでおにぎりと炭酸水を購入。
ほんとはビールを飲みたかったが、しばらく仕事で酒づけにされちゃうから自重。
地元の方によると、今年は駅から会場に向かう途中にいろいろイベントを企画したとのことだが、たしかに去年よりはにぎやかになっているようだが、どうなんでしょうね。
直接会場に行くのも芸がないので、旧津島信用金庫の建物(写真右)を見て、津島神社へ。
津島神社では、茅の輪くぐりが行われていて、いつもより混雑してたけど、それより驚いたのは、ポケモンGOに対する注意書きの看板があったこと。
ポケモンをゲットするために神社の聖域とかに入っちゃう人がいるんですかねえ。
津島神社から祭り会場の天王川公園の様子を見に行く。
池の周りには桟敷席や、有料席が組まれ、その周りにも席取りしている人があふれてる。
去年は王道のここで見たんだが、とりあえずスルーして、再び津島の街並みを歩く。
駅や駐車場から天王川公園に向かう人は多いけど、それ以外のところを歩いている人は少ない。
祭でにぎわってるけど、町はよくいえばレトロ、悪く言えばさびれていて、なんともいえない風情。
そんな街並を抜けて、目的地に到着。
今回のお祭り観覧ポイントは、公園南側の船溜まり。
去年主役の船が登場するまで、さんざんしょぼいイベントで引っ張られて退屈したので、今年はあの船をどうやって作るのかを見てやろうということにしたのだ。
こっちは穴場かなと思ったら、池の周りにぎっしりテキ屋の屋台が並んでいて、それなりに人はいる。
それでも、去年見たメイン会場に比べれば、人は少なく、池がよく見える斜面にゆったりと腰を下ろす。
船は5艘いて、思い思いの場所に停泊しているが、ちょこっと動いたりしている。
とりあえず炭酸水を飲みながら、おにぎりで夕食。
去年はもろに西日が当たる場所だったこともあり、めちゃ暑くてつらかったんだが、今年は最高気温が30度行かなかったようで、気温も低いし、風が強いんで、過ごしやすい。
そうこうしているうちに、船にお稚児さんなどが乗り込み始めた。
そして、次々に船が対岸に移動していく。
対岸側に倉庫があるんで、そちらで装飾を始めるようだが、だったらずっと向こう側に停泊させておけばいいような気がするが、どうなんだろう?
いよいよ船が提灯を装着し始めた。
まずは船の中心に立っている柱に12個の提灯を飾る。
天王祭では、和紙とろうそくの本チャンの提灯を使うので、ひとつひとつ火をつけて手間をかけて飾っていく。
船を丸く囲んで彩る提灯はどうやるのかと思っていたら、竿の先に提灯をぶらさげたものを一本一本手作業で配置していくんで
すね。
結局この作業に時間がかかるので、メイン会場では待たされるわけだ。
提灯を飾り始めたころはまだ空にも明るさが残っているんだが、提灯の数が増えて船の周りが明るくなっていくのと反比例して周囲の空が暗くなっていって、美しい。
昨日は終始風が強かったので、対岸から見ていて、提灯がゆらゆらと揺れていて、作業は大変そうだ。
そのうちメイン会場の方では花火が上がったが、池から上がる花火は非常にしょぼいので、こっちで作業を見ている方が明らかに楽しい。
去年はわからなかったけど、祭りを観覧する舟もこちらにたくさん来てたし、提灯を飾り始めてからは、こちらに観覧しに来る人も増えて、座って見られそうな土手などは人で埋まり、私の後ろにも立ち見の人でいっぱいになりました。
提灯を飾り始めてから1時間ちょっとで去年も見た提灯を満載した船の姿になってきました。
作業を見た方が退屈しないだろうという読みは当たったんだが、想定外だったのは、水面に映る提灯が見られたこと。
メイン会場は池の周りは有料席で貧乏人は近づけないので、水面を見るのは難しいと思うんだが、こちらでは池に映る「逆さ船」も見られるのだ。
なんか得した。
提灯も整ったので、もうしばらくするとメイン会場の方に出航するんでしょうけど、そこから先は去年見ているので、5時半ごろから3時間ほど、薄手のハーフパンツで直接地べたに座っていたので、尻が痛くて限界だったというのもあり、帰りの混雑を避ける意味でも、このへんで撤収することにした。
振り返り、屋台の前の道を通ろうとしたら、東京の通勤ラッシュ並みの大混雑でした。
天王祭はこれからがメインイベントだけど、これだけだらだらやられるとコドモはもたないので、花火のあたりから小さなお子様連れの撤収が始まり、それを知っているジモティあたりはメインイベントを見に入場してくるということで、入りと出が入り乱れるんですね。
津島駅に向かう道も帰る人とこれから来る人がすれ違っていました。
帰りの電車も座れたし、昨日のお祭観戦は大成功でした。
〈What's The Title?〉
Monolith/Kansas
今回はお祭りを違うサイドから見ましたんで、タイトルはKansasの"On The Other Side"。
このアルバムからのアメリカでのファーストシングルは"People Of The South Wind"で、当時はKansasまでディスコビートにかぶれたかといわれるような軽い曲で、私は好きだったんだけど、Kansasのファンの評判はいまいち。
そんなファンも満足だったのがこの"On The Other Side"で、それまでのKansasらしく、シリアスな曲調とだらまちっくな展開で、たしか日本ではシングルになったんではないかと思います。
私は節操がなくて、どっちの曲も好きで、今でもヘビロテです。