Come Sail Away

前回のエントリで、三連休に帰ったわけの話を次のエントリで書くと書きましたが、こっちのネタが先にできたので、こっちを書きます。

ついに大河ドラマ「真田丸」が始まった。

e0242504_07150516.jpg主人公真田幸村こと真田源次郎(源二郎)信繁が堺雅人という配役は適役だと思っていたし、実際第1回は期待どおりの仕事をしてたし、昌幸役の草刈正雄もいい芝居をしてた。

私は「真田丸」にはただならぬ期待をするほどの真田フリークなのだ。

きっかけは、池波正太郎作の「真田太平記」。
今でも愛読書は?と問われれば(問われたことはないが)、迷いなく「真田太平記」と答える。
全12巻2巡読んでますからねえ。

あれは社会人2~3年目の頃、東京のどこかの本屋で、当時ベストセラーだったようで、文庫本コーナーに平積みされていた第1巻を、ほんの気まぐれで買った。

「真田」といえば、まだ小学生ぐらいだった頃NHKでやっていた人形劇「真田十勇士」で名前は知っていたが、「真田十勇士」は、前クールでめちゃおもしろくて、クラスでもブームになった「新八犬伝」(「我こそは玉梓が怨霊」ってやつです)に比べるとおもしろくなくて、数回見ただけでやめてしまったので、思い入れがあったわけではない。

e0242504_07161775.jpg第1巻を手にした時は12巻まであるとは知らなかったし、読書は苦手で、第1巻を読むだけで相当の時間を費やしたと思う。

ただ、さすがに戦国時代のスーパースターたちに囲まれて、いろいろな運命に翻弄されつつ、時代を泳ぎ切った真田家の物語だから、歴史が苦手な私でも比較的予備知識があったし、池波正太郎の筆力もあり、グイグイと魅きこまれ、2巻、3巻と読み進めていく。

e0242504_07160343.jpgそのうち私は京都に転勤になり、物語に登場する下久我(忍者小屋!)、伏見、淀などに仕事で行くたびに嬉しくなって、ついには全12巻を読破し、すっかり真田フリークになっていた。

それだけでなく、全12巻を読んでいるうちに、続きが気になるために読むスピードも速くなり、読書のコツも身につき、その後の読書量も格段に増え、通信教育なんかでも役に立ってるし、この本に出会わなければ、知識量も違っていただろう。

e0242504_07153133.jpgそして、中途半端にオタク心のある私は、それだけではおさまらず、その後も真田関係の書物を読みまくり、「歴史群像」の特集は保存版だし、同じ池波正太郎作の「真田騒動 恩田木工」なども読んだ。

「あまちゃん」にハマった時にロケ地の久慈を旅した私だが、この時も独身だったことをいいことに、真田の足跡をたどる旅まで決行した。

当時のルートは、住んでいた高槻から京都に行き、夜行の急行「きたぐに」に乗って、車中泊して翌朝直江津に入り、各駅停車を乗り継いで上田入り。
まずバスで真田の庄へ向かい、砥石、岩櫃も見る。
上田市内に戻った後、上田城を見て、駅前のホテルにチェックイン。
荷物を置いて、電車で別所温泉に向かい、何駅か手前で降りて、「真田太平記」とは関係ない古いお寺を見学し(京都勤務でお寺めぐりも好きになってた)、別所温泉へ。
池波正太郎の石碑が立っていた共同浴場で、源二郎やお江の気分で入浴し、上田に戻り。

翌日は、上田から、真田伊豆守信之が移封された松代に行き、長野から特急「しなの」で帰るというルートでした。

e0242504_07151984.jpg上田城を見学した時、「真田太平記」がNHKでドラマ化されたことを知り、見逃したのを悔やんでいたんだが、結婚し、子供ができ、練馬区に住むようになってから、千川のTSUTAYAでDVDを発見し、即借りて全話見ました。

ちなみに、このドラマで幸村を演じたのが、「真田丸」で偉大なる父昌幸役の草刈正雄なんですね。
「真田丸」はそんなところでもコアな真田フリークの心をえぐってるんですね。

その他の配役は、信之を渡瀬恒彦、昌幸はあの丹波哲郎(初回を見る限り草刈正雄は丹波を意識してる感じがします)、お江は遥くららという布陣でした。

そんな私の過度の期待の中始まった「真田丸」ですが、「真田太平記」同様に武田家滅亡のくだりからスタートし、まずは無難な第一話だったですね。
今回の配役で最も心配だった軽すぎる信之大泉洋も抑えた演技で、許容レベルに収まってました。

ここから先「江」みたいな無茶をしない限りストーリーは鉄板で、おもしろくないはずはないので、あとは配役と脚本でしょうね。
初回でやや脚本が軽いのが(とくに木村佳乃のセリフあたり)気になるところですね。

てな感じで、真田がらみになると熱くなってしまう私ですが、娘1号にひょんなことで、「真田丸」についてのコメントを求められたので、30分ほど熱く語ってしまい、私の血を引いてマニアックな娘1号はおとなしく聞いてくれたけど、それをあとでかみさんに言ったら、めちゃイヤな顔をされちゃいました。

《What's The Title?》


「真田丸」は大阪冬の陣で真田幸村が築いた出丸の名前であると同時に今回の大河ドラマでは真田家を一つの舟に見て、その航海を描いていくというダブルミーニングがあるということで、タイトルはStyxの「永遠への航海」にしました。
この曲は私が初めて聴いたStyxの曲で、一発で気に入ってシングルを買ったんですが、シングルバージョンはワンコーラスが終わってサビに入るとそのままサビを繰り返して終わってしまう3分足らずのバージョンで、それはそれで気に入っていたんですが、その後あの魅惑的なキーボードソロなどが入った雄大なアルバムバージョンを聴いてしまうと損した気分になっちゃいました。
でも、この頃こんなに輝いていたStyxが、売れてしまったことで“Mr. Roboto”とか“Music Time”みたいなヒドい曲をやるようになっちゃうとはねえ。


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by falling7813 | 2016-01-11 21:10 | TV | Comments(0)

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