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No No Song

釧路旅行2日目。

ずーっと週間予報を気にしつつ、そこそこよさそうだったので、前もってインターネット予約で16日の定期観光バスを予約してたんだが、前日になって天気予報は一日中曇り。
何だかなあ。

No No Song_e0242504_22263957.jpgで、一夜明けてみたら、そこそこいい天気で、阿寒バスの定期観光バス「ピリカ号」で8時に釧路駅前のバスターミナルを出撃。

釧路市内を走っている間、バスガイドさんから、釧路についていろいろ解説を受け、なかなかためになった。
前日に抱いた疑問の答もいくつか見つかった。
昔、社会科で、釧路は漁業の水揚げ全国一と習ったんだが、今は全盛期の1割しか水揚げがないとか、でかい製紙工場が2つあって街の経済を支えているとか。

No No Song_e0242504_22282860.jpgまずバスは釧路湿原の西側を走り、展望台に止まってそこから湿原を眺める。
広さを実感。
ただ、逆光なのが残念。

その後バスはどんどん北上し、1時間ほどで摩周湖へ。

No No Song_e0242504_22302084.jpg摩周湖といえば、透明度世界一で有名と思っていたら、その記録は昭和6年のものだということ。
知らんかった。

摩周湖めちゃきれい。
ここを見ただけで元を取れた。

湖だけじゃなくて、ここから見下ろす根釧原野も超きれい。

No No Song_e0242504_22323548.jpgで、初めて行ったのに、普通に見られたんだが、ガイドさんによればかなりラッキーらしい。
そう、摩周湖といえば、霧!
ちゅうことで、次の目的地へ向かう車中で、ガイドさんによる「霧の摩周湖」(by 布施明)のご披露がありました。
ガイドさんは、摩周湖に着くまではこの曲は縁起でもないのでと言ってましたが、たしかにそうですなあ。

No No Song_e0242504_2236263.jpg次の観光ポイントは硫黄山。

名前のとおり、活火山でガンガン硫黄泉が吹き出してる。
すごいのは、柵のこっち側に噴き出し口がたくさんあって、ドアッブで見られちゃうこと。
知らずにサンダルで足を踏み入れちゃったら、やけど確実だけど、まあそのへんは自己責任ってことなんでしょうね。

No No Song_e0242504_2239443.jpgその次は屈斜路湖。
日本最大級のカルデラ湖なんだが、湖岸の砂湯から見てもあまり迫力ないなあ。
砂湯は名前のとおり砂浜をほればお湯が出てくるらしいけど、コドモがたくさん遊んでいて、やってみる余地はあまりなかったかな。

No No Song_e0242504_22421610.jpgつづいては、阿寒湖。
ここで「ピリカ号」は2時間停車。
お昼タイムを兼ねるということは、HPでしっていたし、阿寒湖での昼食のラインナップには不安があったので、釧路のローソンでおにぎりなどを買って行ったんだが、現地にローソンは2軒もありorz

No No Song_e0242504_22433971.jpgまずは、湖を眺めながらベンチでさくっとおにぎりを食べて、阿寒湖畔を散策。
まずアイヌの集落(?)アイヌコタン(音が鳴りますんでリンクはご注意を)へ。

一応商店街になっているんだが、なかなか食指が動かずスルーして、湖畔の商店街を横断し、東側の自然遊歩道のあるエリアへ。

No No Song_e0242504_22451466.jpg何とか財団が森林の整備をしているそうで、森林にいやされつつ、ボッケ(アイヌ語で「沸き立つ」という意味だそうで、またまた温泉だ!)などを見て、最後にエコミュージアムセンターを見学。

阿寒湖名物のまりもやイトウを見ることができました。

湖畔には温泉ホテルもたくさんあり、停車時間中に日帰り入浴も可能なんだが、ウロウロしてるうちにそこまでの時間はなくなっちゃいました。

一応ピリカ号が観光する場所は以上の5ヶ所なんだが、大どころは網羅されてるし、途中車窓からエゾシカ、キタキツネ、タンチョウなどの野生動物や、阿寒川やオホーツク海、酪農地帯の景色などを見られたし、ガイドさんの解説もためになり、走行距離300km弱を効率よく回れたので、道東観光の入門編としてはgoodでした。

No No Song_e0242504_2246324.jpg大満足で、5時頃釧路に戻る。
釧路の気温は下がっていて、霧に包まれていた。

朝バスから見えた豪華客船サンプリンセス号を見に行ったが、すでに霧の中。

一度ホテルに帰り、クーポンを持って出撃。

No No Song_e0242504_2253106.jpgせっかく釧路に来たんで、魚の食べられる居酒屋へ行こうと、クーポンの中から浜っ子をセレクト。
焼きホッケ、刺し身の盛り合せを肴に、生ビールと、釧路の地酒福司をいただきました。

ほろ酔い加減で町を歩き、締めは倹約して、昨日と同じホテルのカレー。

2日目は充実の一日になりました。

《What's The Title?》

No No Song_e0242504_22241912.jpgGoodnight Vienna/Ringo Starr

阿寒バス、そして阿寒湖ということで、「あかん」「あかん」="No" "No"で、タイトルはRingoの"No No Song"。
The Beatles解散後、ソロ活動が一番心配されたRingo Starrですけど、その性格の良さから、The Beatlesのメンバーをはじめ、Elton JohnやPeter Framptonなどいろいろなお友達のちょっとしたお手伝いで、意外と順風満帆なソロ活動となりました。
結局アルバム"Ringo"が一番よかったってことになるんでしょうけど、このアルバムも"Ringo"に勢いを持続させてる感じはありますが、ちょっとクオリティが下がったですね。
とくに"No No Song"はアメリカで3位になる大ヒットでしたが、なんかゆるすぎて、シングルにはつらい曲という印象ですけどねえ。
by falling7813 | 2013-06-18 05:12 | Hokkaido