Pacific Coast Party
昨日はとにかく濃い(九州風にいうと「こゆい」)一日でした。
おかげで、エントリが今日になってしまいました。
天気予報では、6月1日(土)は絶好の運動会日和ということで、お出かけ。
前回のエントリでも紹介した一日散歩きっぷを使ったプランだ。
朝起きたら、予報どおりのいい天気。
半袖で出かけたんですが、風が吹くとちょっと肌寒いけど、湿度が低くてさわやか。いよいよ北海道のベストシーズン到来ですかね。
今回の目的地は、室蘭、登別、苫小牧と太平洋岸だ。
一番遠い室蘭まで片道2,420円だから、半額以下のお値打ちプランだ。
まず6時半前に札幌駅を出て、東室蘭で乗り継ぎ、3時間かけて、最初の目的地室蘭の母恋駅に到着。
「母恋」なんて読むと思います?
正解は「ぼこい」。たぶんアイヌ語に当て字をしたんでしょうね。
駅を降りた途端、半袖では耐えられない寒さ。
弘前から久慈(今や朝ドラの舞台で大人気!)に行ったときもそうだったが、太平洋側の海風による寒さは半端ではない。
母恋で降りて目指すのは地球岬。
「地球岬」って壮大なネーミングですけど、これもアイヌ語の「チキウ」から来ているそうです。
母恋駅を降りて、南へ歩いていくと、行く手に立ち込める白い霧。
海に近づくほどにどんどん霧は濃くなり、やっと金屏風という景色のいいところに出たんだが、ご覧のとおり→
かろうじて海面は見えるが、視界は極めて悪い。
地球岬も期待薄だが、歩いているうちに何とか晴れないものかと歩き続けて間もなく到着。
これが地球岬だ→
よーく見ると、霧の向こうにうっすらと灯台が見える。
晴れていれば、こんな絶景で、運がよければ、沖を泳ぐクジラやイルカが見えるそうだ。
たとえクジラやイルカがいても、It's impossible!
冷たい霧の中では長居しても好転は見込めそうにないので、歩いて室蘭駅を目指す。
室蘭駅へ向かう途中にちょっと霧が薄くなって、景色のいいところがありました。
これはもう一度来てリベンジするかなあ。
室蘭駅付近も散策しましたが、人口が急激に減少し、ついに10万人を切ってしまった衰退気味の町で、街中も人がほとんどいなくて、さびしい限りでした。
室蘭をあとに次は登別へ。
登別駅を降りて、バスで登別温泉に向かう。
登別温泉へ行く最大の目的は温泉に入ることだが、付近に観光するところもあるようなので、まずは散策。
けっこう大きなホテルが建ち並び、バブリーな感じがするが、意外と現役で頑張っているところが多く、寂れた感じは少ない。
地図を見ながら、まず大湯沼を目指す。
名前のとおり、温泉がわく沼のようだ。
山の中の遊歩道を歩いていくと、展望台から大湯沼が見えた。
青森の酸ヶ湯でも似たようなところがあったが、大湯沼は大きい。
遊歩道をおりていくと、沼のほとりまで下りていけるんだが、近くで見ると、ぼこぼこお湯が噴出してるところがありなかなかの迫力だ。
大湯沼の近くには、同じようにお湯が沸いている奥の湯という池や大正地獄などいろいろみどころがあって、いろいろな温泉の姿が楽しめますね。
この大湯沼と大正地獄から噴き出たお湯が、川になって流れていくんだが、それが徐々に冷めて適温になったところに天然足湯なんていうのもある。
この川の岩はペンキを塗ったように緑色になっているんだが、温泉の成分によるものだそうだ。
自然はすごい。
お次は、登別の観光スポットで一番メジャーな地獄谷。
温泉街のすぐ近くに右の写真のような荒涼とした景色が展開されているわけだが、やっぱすごい迫力だ。
要は登別は、いたるところから温泉が噴き出しているということなんですね。
これだけ温泉があれば、お湯の量もすごいだろうと思う反面、今はこうやって安全に楽しめてるけど、これだけ活発に活動していると有毒ガスとかで避難しなきゃいけないような事態にならないかとちょっと心配になったりする、
温泉三昧の散策で1時間半ほどかかり、バス停そばのホテルゆもと登別でお風呂に入りました。
日帰り入浴1,000円で、露天風呂が小さくて解放感がなかったのは残念でしたが、複数の源泉が楽しめる広々としたお風呂は、登別のパワーを感じました。
登別をあとにして、札幌に戻る途中に乗り換える苫小牧で下車。
ここは観光都市ではないんだが、札幌(191万)、旭川(35万)、函館(23万)、釧路(18万)に次ぐ、人口では道内5位(17万)の大都市なんで、一応どんな街か見ておこうというのと、ちょうど夕食時だったんで、夕食も済ませようというプラン。
しかし、いきなり駅ビルがほぼ閉鎖状態で、駅前の大型店(もともとダイエーだったらしい)も寂れていて、商店街にも人がいない。
駅前からイオン行きの送迎バスが出ていたので、みんなそこへ行っているし、札幌が近すぎるのかな。
苫小牧で夕食をとることもできず、結局札幌で夕食をして、8時過ぎに家に帰ったんだが、旅行の途中に娘1号と北海道へ来るスケジュールをメールでやり取りして、やっと固まったので、飛行機のチケットの手配。
JAL、ANAを見たんだが、すでに安い券は売り切れで、SKYMARKで手配。
夏休み期間中で、往復3万ほどで確保でき、ひと安心。
自分で乗るときは、クレジットカード決済にするんだが、SKYMARKは搭乗のときにクレジットカードがいるらしいので、コンビニ決済にする。
昨日予約したチケットの支払期限は、6月4日となっていたので、会社帰りにでも行くかなと思いながら、コンビニ払いの手続きを済ませたら、よくみたら支払期限が6月1日23:59に変わっている。
手続きしたらその日に払わなきゃだめなのか。
家にあった有り金を集めて、あわててコンビニに行って支払いを済ませて、どっと疲れて一日を終えました。
《What's The Title?》
Smash Mouth/Smash Mouth
太平洋岸の旅でしたので、タイトルは"Pacific Coast Party"。
2001年の作品で、完全に私の守備範囲からはずれるんですが、当時The Monkeesの"I'm A Believer"をカバーしていて、日本でもCMで使われていたんで、私も耳にすることになりました。
当時練馬区の図書館にこのアルバムがあったので、聴いてみましたけど、割とストレートなサウンドで当時としては聴きやすかったですね。
この曲もタイトルの印象そのままのさわやかな曲です。
おかげで、エントリが今日になってしまいました。
天気予報では、6月1日(土)は絶好の運動会日和ということで、お出かけ。
前回のエントリでも紹介した一日散歩きっぷを使ったプランだ。
朝起きたら、予報どおりのいい天気。
半袖で出かけたんですが、風が吹くとちょっと肌寒いけど、湿度が低くてさわやか。いよいよ北海道のベストシーズン到来ですかね。
今回の目的地は、室蘭、登別、苫小牧と太平洋岸だ。
一番遠い室蘭まで片道2,420円だから、半額以下のお値打ちプランだ。
まず6時半前に札幌駅を出て、東室蘭で乗り継ぎ、3時間かけて、最初の目的地室蘭の母恋駅に到着。
「母恋」なんて読むと思います?
正解は「ぼこい」。たぶんアイヌ語に当て字をしたんでしょうね。
駅を降りた途端、半袖では耐えられない寒さ。
弘前から久慈(今や朝ドラの舞台で大人気!)に行ったときもそうだったが、太平洋側の海風による寒さは半端ではない。
母恋で降りて目指すのは地球岬。
「地球岬」って壮大なネーミングですけど、これもアイヌ語の「チキウ」から来ているそうです。
母恋駅を降りて、南へ歩いていくと、行く手に立ち込める白い霧。
海に近づくほどにどんどん霧は濃くなり、やっと金屏風という景色のいいところに出たんだが、ご覧のとおり→
かろうじて海面は見えるが、視界は極めて悪い。
地球岬も期待薄だが、歩いているうちに何とか晴れないものかと歩き続けて間もなく到着。
これが地球岬だ→
よーく見ると、霧の向こうにうっすらと灯台が見える。
晴れていれば、こんな絶景で、運がよければ、沖を泳ぐクジラやイルカが見えるそうだ。
たとえクジラやイルカがいても、It's impossible!
冷たい霧の中では長居しても好転は見込めそうにないので、歩いて室蘭駅を目指す。
室蘭駅へ向かう途中にちょっと霧が薄くなって、景色のいいところがありました。
これはもう一度来てリベンジするかなあ。
室蘭駅付近も散策しましたが、人口が急激に減少し、ついに10万人を切ってしまった衰退気味の町で、街中も人がほとんどいなくて、さびしい限りでした。
室蘭をあとに次は登別へ。
登別駅を降りて、バスで登別温泉に向かう。
登別温泉へ行く最大の目的は温泉に入ることだが、付近に観光するところもあるようなので、まずは散策。
けっこう大きなホテルが建ち並び、バブリーな感じがするが、意外と現役で頑張っているところが多く、寂れた感じは少ない。
地図を見ながら、まず大湯沼を目指す。
名前のとおり、温泉がわく沼のようだ。
山の中の遊歩道を歩いていくと、展望台から大湯沼が見えた。
青森の酸ヶ湯でも似たようなところがあったが、大湯沼は大きい。
遊歩道をおりていくと、沼のほとりまで下りていけるんだが、近くで見ると、ぼこぼこお湯が噴出してるところがありなかなかの迫力だ。
大湯沼の近くには、同じようにお湯が沸いている奥の湯という池や大正地獄などいろいろみどころがあって、いろいろな温泉の姿が楽しめますね。
この大湯沼と大正地獄から噴き出たお湯が、川になって流れていくんだが、それが徐々に冷めて適温になったところに天然足湯なんていうのもある。
この川の岩はペンキを塗ったように緑色になっているんだが、温泉の成分によるものだそうだ。
自然はすごい。
お次は、登別の観光スポットで一番メジャーな地獄谷。
温泉街のすぐ近くに右の写真のような荒涼とした景色が展開されているわけだが、やっぱすごい迫力だ。
要は登別は、いたるところから温泉が噴き出しているということなんですね。
これだけ温泉があれば、お湯の量もすごいだろうと思う反面、今はこうやって安全に楽しめてるけど、これだけ活発に活動していると有毒ガスとかで避難しなきゃいけないような事態にならないかとちょっと心配になったりする、
温泉三昧の散策で1時間半ほどかかり、バス停そばのホテルゆもと登別でお風呂に入りました。
日帰り入浴1,000円で、露天風呂が小さくて解放感がなかったのは残念でしたが、複数の源泉が楽しめる広々としたお風呂は、登別のパワーを感じました。
登別をあとにして、札幌に戻る途中に乗り換える苫小牧で下車。
ここは観光都市ではないんだが、札幌(191万)、旭川(35万)、函館(23万)、釧路(18万)に次ぐ、人口では道内5位(17万)の大都市なんで、一応どんな街か見ておこうというのと、ちょうど夕食時だったんで、夕食も済ませようというプラン。
しかし、いきなり駅ビルがほぼ閉鎖状態で、駅前の大型店(もともとダイエーだったらしい)も寂れていて、商店街にも人がいない。
駅前からイオン行きの送迎バスが出ていたので、みんなそこへ行っているし、札幌が近すぎるのかな。
苫小牧で夕食をとることもできず、結局札幌で夕食をして、8時過ぎに家に帰ったんだが、旅行の途中に娘1号と北海道へ来るスケジュールをメールでやり取りして、やっと固まったので、飛行機のチケットの手配。
JAL、ANAを見たんだが、すでに安い券は売り切れで、SKYMARKで手配。
夏休み期間中で、往復3万ほどで確保でき、ひと安心。
自分で乗るときは、クレジットカード決済にするんだが、SKYMARKは搭乗のときにクレジットカードがいるらしいので、コンビニ決済にする。
昨日予約したチケットの支払期限は、6月4日となっていたので、会社帰りにでも行くかなと思いながら、コンビニ払いの手続きを済ませたら、よくみたら支払期限が6月1日23:59に変わっている。
手続きしたらその日に払わなきゃだめなのか。
家にあった有り金を集めて、あわててコンビニに行って支払いを済ませて、どっと疲れて一日を終えました。
《What's The Title?》
Smash Mouth/Smash Mouth
太平洋岸の旅でしたので、タイトルは"Pacific Coast Party"。
2001年の作品で、完全に私の守備範囲からはずれるんですが、当時The Monkeesの"I'm A Believer"をカバーしていて、日本でもCMで使われていたんで、私も耳にすることになりました。
当時練馬区の図書館にこのアルバムがあったので、聴いてみましたけど、割とストレートなサウンドで当時としては聴きやすかったですね。
この曲もタイトルの印象そのままのさわやかな曲です。
by falling7813
| 2013-06-02 17:59
| Hokkaido