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Three Times In Love

今日からゴールデンウイーク後半の4連休。

東京に帰らなかったんで、北海道を楽しもうと思っているんだが、あいにく今日は雨模様。
しかも最高気温は1ケタの予報で、はっきりいって天気はまだ冬だ。
地域によってはもうクールビズをやってるそうだが、こっちはまだコートを着て通勤してまっせ。

話がそれてしまったが、今日までスポーツクラブが休みということで、できればどこかで風呂に入りたいといろいろプランを考えてきたんだが、この天候では遠出してもつまらないだろうということで、近場で、札幌の奥座敷といわれる定山渓温泉を目指すことにした。

定山渓へは、札幌からじょうてつバスで行く。

「じょうてつバス」というのは、その名のとおり、昔は定山渓鉄道だったそうで、定山渓まで鉄道が走っていた時代があったんですね。

Three Times In Love_e0242504_2094922.jpgちゅうことで、札幌市内だし、そんなに時間はかからないかと思ったら、1時間ほどかかって到着。
意外と遠い。しかも我が家のそばのバス停から、片道720円と結構なお値段。

現地に着いたら、まず観光協会(写真左)へ。

Three Times In Love_e0242504_20141998.jpg昨日、観光協会のHPを見て、いろいろ調べたんだが、「ぶらりてがた」というのがお値打ちのようなので、まずこれを1,600円で購入。

よくある温泉手形って、これを持っていると指定されたお風呂に何回入れるとかいうシステムだけど、ここの「ぶらりてがた」は、4枚シールが貼ってあって、ホテルのお風呂に入ると1~3枚シールを渡すというシステム。
ホテルによって必要枚数の設定が違うのだ。

昨日HPを見ながらホテルを調べようかと思ったんだが、思いのほか時間がかかるので、結局今日ぶっつけ本番。

Three Times In Love_e0242504_20195251.jpgまず選んだのは、シール1枚の鹿の湯

歴史あるホテルのようだが、館内は小ぎれいで、内装に手間をかけてると思ったら、お風呂は結構古い感じ。
旅館の下にある川に突き出ているところがお風呂で、ちょっと昭和な雰囲気のお風呂でした。
でも、あとから思えば、ここのお湯が今日行った3ヶ所の中では一番温泉ぽかったですね。

Three Times In Love_e0242504_20255347.jpg次に選んだのは、同じくシール1枚の定山渓グランドホテル瑞苑

ここはホテルの外観が、継ぎ足したような感じで、さっきの鹿の湯と似たようなものかと思っていたら、お風呂はかなり新しかったですね。

細長い形のメインのお風呂に、江戸蒸し風呂という名の木を使ったミストサウナ、地下には、露天風呂、低温サウナと内風呂もあって、なかなか高級感ありでした。

ここで、シールは残り2枚。

シール1枚のところを選んで、4軒はしごしてもいいんだけど、さすがに湯疲れしそうなので、今日のメインイベントとして、3軒目は、ちょっと高級なシール2枚の定山渓万世閣ミリオーネ

Three Times In Love_e0242504_203496.jpg名前もそうですけど、外観から、かなりバブリーな匂いのする建物で、実際入ってみるとそんな感じの造りでした。
ここに入館したのは2時過ぎで、もうチェックインできるのかロビーには人があふれていましたけど、こういう時代だからでしょうけど、お客さんは普通の観光客で、家族連れも多かったですね。

Three Times In Love_e0242504_2045576.jpgフロントは混んでいたので、日帰り入浴券の自動販売機のところに立っていた従業員の人にてがたを見せたら、シールを取ってくれた。

3Fの風呂に上がって、てがたを見てみると、あれ?シールが1枚残ってる。
お兄さん1枚しかとらなかったのかな。

ミリオーネのお風呂ですけど、設備は一番整ってますかね。
サウナ、ミストサウナ、ジャグジーなどあり、普通のお風呂も室内に3つあって広々としてました。

平成のはじめの頃に行っていた東京の健康ランドを思い出すような造りですね。

Three Times In Love_e0242504_20495554.jpg3軒のホテルを回って気づいたことですけど、まず、3軒ともミストサウナがあった。
2軒目、3軒目は両方あったんだが、1軒目もミストサウナだけはあった。
私のメイン浴場と化しているスポーツクラブにもミストサウナがあるんだが、北海道民ってもしかしてミストサウナ好き?

Three Times In Love_e0242504_20563614.jpgそして、もうひとつは、露天風呂の構造が独特。

普通露天風呂って、屋根のないお風呂を想像しますよね。
ところが、今日の3軒はすべて、直方体の6つの面のうち、5つは壁になっていて、川に面した方だけオープンエアーになっているだけ。
2軒目のグランドホテルなんかは、川に面した方も、7割ぐらいガラスに覆われていて、どこが露天やねんって感じでした。

他のホテルも外から眺めると同じように見えたので、定山渓はどこもそうなのかも。

理由を考えてみると、こうした方が雪は防げるし、寒くないし、旅館側はコストがかからないし、楽だからですかね。

弘前のいわき荘や大鰐の鰐comeなんかは結構雪降ったし、寒かったけど、オープンエアーで、冬でも気持ち良かったけど、定山渓の雪や寒さはそんなもんじゃないってことなのかなあ。

ミリオーネを出て、まだシールが1枚ある。
さすがに、もう1軒風呂に入る元気はないので、コンビニで買い物。

このぶらりてがたのシールは、旅館以外でも飲食店やコンビニなんかでも使えるすぐれものなのだ。

Three Times In Love_e0242504_2152513.jpgバス停近くのコンビニで、普段買わないものを中心にこんなものを→433円のお買い上げで、うち400円をシールで支払。

毎度せこいことを書いてしまうんだが、今回ぶらりてがたで払ったものを正規の料金で加算すると、800円+
1,000円+1,500円+400円=3,700円と、2,100円も得したことになる。
最後のコンビニが余計としても、1,700円で半額以下だ。

バス代込みで3,000円ほどで温泉を満喫できたのはお得でした。

《What's The Title?》

Three Times In Love_e0242504_19565850.jpgThree Times In Love/Hi Fi/Tommy James

3回温泉に入りましたんで、"Three Times In Love"。
"Three Times"しかあってないという突っ込みはご容赦を。
60年代後半にShondellsとともに大活躍したTommy Jamesでしたけど、ソロになってからは"Draggin' The Line"一発で70年代を終えてしまいました。
ところが、80年代になって突如この曲がヒット。
しかも今までからは考えられないさわやかなポップス。
こういう曲には私はめっぽう弱くて、当然大好きでして、今でもヘビロテです。
「三つの恋のメロディ」という邦題も曲にマッチしてますよね。
by falling7813 | 2013-05-03 21:14 | Hokkaido