Feel The Benefit

弘前で過ごす週末もあと2回。

今できる荷造りはある程度できているので、今日は思い切って旅行に出た。

弘前にいる間に最後に行っておきたいところを目指す。

目的地は、鶴岡。

ときどき藤沢周平の小説を読んでいて、登場する海坂藩は彼の故郷である鶴岡をモデルにしているらしくて、弘前からは行けない距離ではないので、ぜひ一度訪れたいと思いつつ、今日まで行けずにいたのだ。

いろいろ調べてみたんだが、普通に特急で往復すれば日帰りできるが、往復で2万円近くかかる。

何とか安く行ける方法はないかと、JR東日本のホームページで調べてみたら、東北ローカル線パスというのがあった。

6,000円で東北六県のJR、私鉄が3日間乗り放題。ただし、各駅だけ。

e0242504_21173245.jpg朝6:14に最寄りの弘南鉄道弘前学院大前駅を出発すべく、朝4:40に目覚ましをかけ起床。

昨日金曜恒例の深酒大会で、若干ダメージが残っていたものの、我が家の米の在庫を消費するためにおにぎりを作ったんだが、なんと忘れて出かけてしまい、一旦家に戻って、行先を徒歩30分の弘前駅に変更。

e0242504_2121675.jpg当初大鰐で乗り換えて乗るはずだった弘前発6:51の大館行きに乗り、大館でまず1回目の乗り換え。

そのあと、秋田、酒田で乗り換え。
酒田駅の待ち時間に待合室で昼食のおにぎりを3個いただく。

12:42。家を出てから6時間半をかけて鶴岡に到着。

e0242504_21284741.jpg駅前に2つ大きなビルが建っていて、途中乗り換えた大館や酒田よりは駅前は賑やかかと思ったら、片方のビルはシャッターが下りていて、やっぱ東北の町だなあ。

まずは、城跡の鶴岡公園を目指す。

駅は町はずれにあるようで、20分ほど歩いて鶴岡公園に到着。

e0242504_21351136.jpg公園の中にある藤沢周平記念館に入る。

藤沢周平とその小説のモデルとなった庄内藩についていろいろ解説や展示があり、藤沢周平の世界にどっぷりつかって、なかなか楽しめました。

記念館を出ると、お城の周りを散策。

e0242504_21431961.jpg石垣とかあまりなくて、思ったより規模が小さいが、こんなもんだったのかなあ。
堀に沿って歩いてみましたが、こんな堀で防御になったのかなあ。

鶴岡公園の周りには、歴史的な建造物を集めた致道博物館(写真下)や藤沢周平の小説にも登場する大督寺、藩校致道館があり、市街地に古い建物が残っていて、なかなか風情のある街だ。

e0242504_21502534.jpg弘前もそうなんだが、城下町として防御を固めるためなのか、道が曲がりくねっているのも城下町らしくていいですね。

でも、なんとなく全体的に沈んだ印象があるのは天気のせいかなあ。

駅へ向かう時にメインストリートと思われる商店街を通りましたけど、シャッターが下りているところが多くて、どこの地方都市も中心市街地は大変だ。

e0242504_2157157.jpgそういう意味では、弘前はまだ恵まれている感じがしました。

せっかく鶴岡に来たんだから、何か買おうかと思ったんだが、商店街もこんな感じで、これといったものも見つからないし、弘前の家にいる日にちも知れているので、食べ物も難しい。

e0242504_4274922.jpg結局、来るときに読んでいた本をちょうど読み終わったので、駅前通りの本屋で藤沢周平の本を1冊買った。

15:20の列車で鶴岡をあとにして帰路につく。

さっそく藤沢周平の本を読み始めたが、鶴岡の町を見た直後だと、印象が鮮烈になる感じがしますね。

電車で30分ほどの酒田でまた乗り換えるんだが、せっかくだから酒田の町も見物することにした。

酒田は最上川の河口に栄えた港町で、鶴岡とはやはり雰囲気が違う。

e0242504_2222534.jpgまずは、酒田の観光では一番有名な山居倉庫へ。

ケヤキ並木の横に並ぶ黒塗りの倉庫群は独特の風情があります。
今日は映画の撮影で一部立ち入りが制限されていました。

そのあと、町の中を散策し、港を見て、港のそばの日和山公園へ。

e0242504_2271365.jpg日和山公園から見た港の景色は格別でした。

酒田には1時間半ほどの滞在で、秋田へ。

今日のプランを立てるのに、各駅停車しか使えないんで、散策の時間を確保するために秋田に泊まることにしていた。
5,000円ほど余分にかかるけど、家で風呂を沸かさなくてもいい。

e0242504_22135566.jpg秋田の宿は東横イン。実は今日の旅行では、パソコンを持ってきていた。

今回の転勤の引っ越しで、新居に荷物が入るのが遅れるので、なんと東横インに4泊もすることになった。
たしか東横インの部屋でパソコンが使えたような気がしたので、今日試しに持ってきたのだ。

このエントリは、秋田のホテルで書いています。

明日は弘前に帰るだけだけど、各駅停車があまり本数がないのと、さすがに明日はそれなりに働かなきゃいかんだろうから、出発がめちゃ早い。

そろそろ寝るかな。

《What's The Title?》

e0242504_20554053.jpgDeceptive Bends/10cc

タイトルは本文と関係なく、今日出発したときにiPodに流れていた曲です。
これを聴きながら、おにぎりを忘れたことに気づいて、あわてて引き返しました。
このアルバムは、初めて買った2枚のLPのうちの1枚なので、めちゃくちゃ思い出があるし、めちゃくちゃヘビロテでした。
”Feel The Benefit"はアルバムの最後を飾る組曲ですけど、Eric Stewartらしいメロディアスな曲と美しいストリングスのアレンジで、長さを感じさせない曲です。
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by falling7813 | 2013-03-23 22:24 | travel | Comments(0)