The Love Parade
いよいよ青森県も梅雨明けして夏本番。
津軽の夏といえば、ねぶた!
全国的に有名なのは青森市のねぶた(8月2日~7日)で、次のランクとしては、弘前のねぷた(写真左:8月1日~7日)、五所川原の立佞武多(たちねぶた)(写真右下:8月4日~8日)が有名だ。
この3つが行われる8月初めの青森最大の観光シーズンには、夜ごとに各市に移動して、3つのねぶたを楽しむ人が多く、3大ねぶたなんて呼ばれている。
ところが、こちらに来て驚いたことに、ねぶたは津軽地方では、各市町村で行われているし、弘前市内でも本番の弘前ねぶたになる前に、町内でねぶたが出たりする。
他県でいえば、盆踊りみたいな感じですかね。
そういえば、青森県では、黒石よされ以外は盆踊りってあんまり聞かないなあ。
去年の夏は、3大ねぶたをすべて見たので、今年はほかも見てみたいと思い、県内で最初に行われるつがる市のねぶたに昨日出撃した。
つがる市は、平成の大合併で、木造町(昔木造高校が甲子園に出たことがある)、森田村、柏村、稲垣村、車力村が合併してできた市で、合併前唯一の「町」だった木造が市の中心で、ねぶたも木造のメインストリートで行われる。
弘前から木造までは五能線で1時間弱。夕方6時ごろ着くと、インパクトのある駅舎がお出迎え。
メインストリートから1kmほど離れた駅では、まったく祭の盛り上がりはない。
車社会なので、いつもは降りる人がさほどいない駅だが、写真にちょこっと写っているが、私服の中高生が目につく。
今日のねぶたの運行は7時からなので、メインストリートをうろうろして時間をつぶす。
まだ通行止めにする前の道路をねぶたがスタート地点に向かう。
青森と五所川原はどうやってるか知らないが、弘前も同じ方式で、ねぷたが普通に車道を通るので、ねぷたの時期は一般車が渋滞に巻き込まれたりする。
ねぶたは弘前よりかなり小ぶりだな。
待ってる間に夕食を調達しようと思ったが、出店している屋台はすべてテキ屋価格で、仕方なく7時で閉店するスーパーに入ったが飯モノはなく、ドラフトワンと半額セールになっていた揚げ物で夕食。
7時を過ぎ、花火を合図に先頭のねぶたは出発したようだが、来る気配はなく、見物客は運行コースをだらだら歩いたり、屋台で買い物したりと普通におまつりモード。
3大ねぶたでは、コースはきっちり警備されていて、運行中はコース内への立ち入りは難しかったりするんだが、いたってのどか。
そうこうしているうちに、先頭のねぶたがやってきた。
小ぶりだけど、灯りが入ると存在感が増して、やっぱ盛り上がりますね。
なんかディズニーランドのエレクトリカルパレードを思い出しました。かなりゆるいけど。
ねぶたの形は青森と同じ横型(写真上)が多いんですが(2台ほど弘前と同じ扇型(写真左)もありました)、踊り手やお囃子は弘前に似ていて、青森のような跳人はいない。
掛け声も、青森の「ラッセラー」、弘前の「ヤーヤードー」、五所川原の「ヤッテマレー」(これは翻訳すると「やっちまえ」という意味なのでかなりアブナイ)とも違い、「ヤレヤレヤレヤー」と言っているようだ。
ねぶたは、各町内などが出しているようで、14~15台ぐらい来たでしょうか。
地元の人手作りという感じは、弘前に似てるけど、見ている人も地元がほとんどということで、見せるというよりも、自分たちが楽しもうという雰囲気が強くて、ビールを飲みながら運行してる人もいました。
見ている方も緊張感はなくて、ねぶたの直前も平気で横切るし、へたするとねぶたと並行して歩いてる人もいました。
そして、いつもはお年寄りしか見かけない町にそれなりに若い人がいたのが目につきました。
中高生らしき人たちは、男女それぞれ私服(女の子は浴衣が多かった)で4~5人ぐらいの集団を作って、異性の団体にあうとキャーキャー言ってたし、もうちょっと歳のいった20代と思しき男女は、ねぶたの後ろで飛び跳ねてはしゃいでました。
冬が長くて娯楽の少ない津軽にとっては、数少ない男女が弾ける場ということなんでしょうかねえ。
3大ねぶたにはないものを見られたのはおもしろかったけど、部外者が見るようには作られていないので、観光客にはつらいかもしれないですねえ。
《What's The Title?》
The Dream Academy/The Dream Academy
楽しそうな男女を見ていてこの曲を思い出してタイトルにしました。
名曲"Life In A Northern Town"で強いインパクトを放ったThe Dream Academyでしたけど、匹敵する曲は作れなかったのか、その後大ヒットを放つことなく消えてしまいました。
セカンドシングルのこの"The Love Parade"が辛うじてTop40にはいったので、厳密なカテゴリー分けによる一発屋入りは免れましたけど、この"The Love Parade"は気の抜けたような曲で、ファーストシングルの勢いがなかったらTop40はムリだったでしょうね。
津軽の夏といえば、ねぶた!
全国的に有名なのは青森市のねぶた(8月2日~7日)で、次のランクとしては、弘前のねぷた(写真左:8月1日~7日)、五所川原の立佞武多(たちねぶた)(写真右下:8月4日~8日)が有名だ。
この3つが行われる8月初めの青森最大の観光シーズンには、夜ごとに各市に移動して、3つのねぶたを楽しむ人が多く、3大ねぶたなんて呼ばれている。
ところが、こちらに来て驚いたことに、ねぶたは津軽地方では、各市町村で行われているし、弘前市内でも本番の弘前ねぶたになる前に、町内でねぶたが出たりする。
他県でいえば、盆踊りみたいな感じですかね。
そういえば、青森県では、黒石よされ以外は盆踊りってあんまり聞かないなあ。
去年の夏は、3大ねぶたをすべて見たので、今年はほかも見てみたいと思い、県内で最初に行われるつがる市のねぶたに昨日出撃した。
つがる市は、平成の大合併で、木造町(昔木造高校が甲子園に出たことがある)、森田村、柏村、稲垣村、車力村が合併してできた市で、合併前唯一の「町」だった木造が市の中心で、ねぶたも木造のメインストリートで行われる。
弘前から木造までは五能線で1時間弱。夕方6時ごろ着くと、インパクトのある駅舎がお出迎え。
メインストリートから1kmほど離れた駅では、まったく祭の盛り上がりはない。
車社会なので、いつもは降りる人がさほどいない駅だが、写真にちょこっと写っているが、私服の中高生が目につく。
今日のねぶたの運行は7時からなので、メインストリートをうろうろして時間をつぶす。
まだ通行止めにする前の道路をねぶたがスタート地点に向かう。
青森と五所川原はどうやってるか知らないが、弘前も同じ方式で、ねぷたが普通に車道を通るので、ねぷたの時期は一般車が渋滞に巻き込まれたりする。
ねぶたは弘前よりかなり小ぶりだな。
待ってる間に夕食を調達しようと思ったが、出店している屋台はすべてテキ屋価格で、仕方なく7時で閉店するスーパーに入ったが飯モノはなく、ドラフトワンと半額セールになっていた揚げ物で夕食。
7時を過ぎ、花火を合図に先頭のねぶたは出発したようだが、来る気配はなく、見物客は運行コースをだらだら歩いたり、屋台で買い物したりと普通におまつりモード。
3大ねぶたでは、コースはきっちり警備されていて、運行中はコース内への立ち入りは難しかったりするんだが、いたってのどか。
そうこうしているうちに、先頭のねぶたがやってきた。
小ぶりだけど、灯りが入ると存在感が増して、やっぱ盛り上がりますね。
なんかディズニーランドのエレクトリカルパレードを思い出しました。かなりゆるいけど。
ねぶたの形は青森と同じ横型(写真上)が多いんですが(2台ほど弘前と同じ扇型(写真左)もありました)、踊り手やお囃子は弘前に似ていて、青森のような跳人はいない。
掛け声も、青森の「ラッセラー」、弘前の「ヤーヤードー」、五所川原の「ヤッテマレー」(これは翻訳すると「やっちまえ」という意味なのでかなりアブナイ)とも違い、「ヤレヤレヤレヤー」と言っているようだ。
ねぶたは、各町内などが出しているようで、14~15台ぐらい来たでしょうか。
地元の人手作りという感じは、弘前に似てるけど、見ている人も地元がほとんどということで、見せるというよりも、自分たちが楽しもうという雰囲気が強くて、ビールを飲みながら運行してる人もいました。
見ている方も緊張感はなくて、ねぶたの直前も平気で横切るし、へたするとねぶたと並行して歩いてる人もいました。
そして、いつもはお年寄りしか見かけない町にそれなりに若い人がいたのが目につきました。
中高生らしき人たちは、男女それぞれ私服(女の子は浴衣が多かった)で4~5人ぐらいの集団を作って、異性の団体にあうとキャーキャー言ってたし、もうちょっと歳のいった20代と思しき男女は、ねぶたの後ろで飛び跳ねてはしゃいでました。
冬が長くて娯楽の少ない津軽にとっては、数少ない男女が弾ける場ということなんでしょうかねえ。
3大ねぶたにはないものを見られたのはおもしろかったけど、部外者が見るようには作られていないので、観光客にはつらいかもしれないですねえ。
《What's The Title?》
The Dream Academy/The Dream Academy
楽しそうな男女を見ていてこの曲を思い出してタイトルにしました。
名曲"Life In A Northern Town"で強いインパクトを放ったThe Dream Academyでしたけど、匹敵する曲は作れなかったのか、その後大ヒットを放つことなく消えてしまいました。
セカンドシングルのこの"The Love Parade"が辛うじてTop40にはいったので、厳密なカテゴリー分けによる一発屋入りは免れましたけど、この"The Love Parade"は気の抜けたような曲で、ファーストシングルの勢いがなかったらTop40はムリだったでしょうね。
by falling7813
| 2012-07-29 10:17
| Tsugaru